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それまで静かにしていた伊之助が急に立ち上がった
「おい!神女!お前今何歳なんだ!!」
「ああー!伊之助、立つな騒ぐな!お館様の前なんだぞ!!」
「うるせえ!」と伊之助が善逸の頭をチョップ。
いだっ!と声をあげた善逸に目もくれず、伊之助がビシッとAを指さした
「歳? んあー、…」
手を広げ、「1、2…」と指折って数え始めた
「おい…」
「はい!」
冨岡さんに話しかけられて返事をする
「1500年以上も生きるのなら、歳はもっとあるんじゃないか?」
「そういう、ことですね」
「…あの指折り、かなりの時間待つことにならないか?」
「「「「確かに」」」」
Aの様子をじーっと見る
指が12回折れると、ぱっと顔をあげた
「そう!1200歳!!」
(((あ、100歳単位だったんだ。よかった)))
2000年まで見習いするんだ〜 と笑いながら教えてくれた
─_
本部での話し合いが終わり、本格的に街を治すことになった
「いよっしゃー!働くぜよー!」
Aは服の袖をまくりあげ、どんどんと瓦礫を持ち上げて片付けていく
重い瓦礫も1人でガバっと持ち上げた
神様の言いつけも守って、能力とやらは使っていないみたいだ
「A、そんなに始めから張り切っていると1日持たないんじゃないか?」
「だいじょーぶ!なんとかなる!」
__10分後
「なんとかならなかった…」
「だから言ったのに」
瓦礫にのしかかり、ぐてーっとなってる
俺は苦笑しながら近づいて、Aの背中トントンと叩いた
「この大きな瓦礫、一緒に持ち上げよう。2人でなら大丈夫だから!な!」
「うん… がんばる!」
「よし!じゃあいくぞ、せぇーのっ」
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ほやっく(プロフ) - 花札さん» こんにちは!本当に励みになります!ありがとうございます!! (2020年5月7日 19時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
花札 - こんにちは、今回もとてもおもしろかったです!もしこの先、新しく作品を作った時は、応援します!!頑張ってください! (2020年5月7日 17時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そう言って頂けて嬉しいです!こちらこそありがとうございました(*¨*) (2020年4月28日 17時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 面白かったですありがとうございます (2020年4月28日 15時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そんなこと滅相もございません!! めり込みかしこまりました!リクエストありがとうございました! (2020年4月27日 18時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほやっく | 作成日時:2020年4月10日 13時