将来女神になるって子が急に戦い終わらせちゃったんだって【鬼滅の刃】

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そこで悲鳴嶼さんがジャリｯジャリｯと数珠を鳴らした




「南無… A、ひとつ… 聞きたいことがある…」

「ん？なんだ？」



「人を… 生き返ることに… 代償は伴わないのか…」





そう、これはAが眠っている間にみんなと議論したときに疑問に上がったことだ




「あ！そうそう！これは言っておかなきゃいかんことだな」




Aは質問ありがとう、と悲鳴嶼さんに手を挙げてお館様に向かい合う

 



 





「生き返った人たち、あと50年だけなんだ。寿命」

 






Aの言葉にみんなが驚くがお館様は穏やかな表情のままだ


それで？とお館様が促す




「 "死んだ人に寿命与えれるのが50年まで" って決まっているんだ。んで、代償ってほどでもないけど、私の寿命を分け与えてる。

だから、えー、と、30から40人ほどいたんか？ 50かける30… …1500年！私寿命短なくなった！」




「「「なっ…！？」」」



 




Aの寿命が…！？
1500年も！？






「Aは、そんなに寿命失ってもなんともないのかい？」




お館様が優しく語り掛ける



1500年なんて人ならもうとっくに死んでいる
今目の前でAがいるだけで奇跡だ





「うん！なんともないね！神の寿命は1万年だから！」





その言葉を聞いてみんなポカーンという表情
さすがのお館様でさえ、目を見張っている




「驚きすぎてなにも言葉が出てこねェ」


「ええ… そればかりは私も不死川さんと一緒ですね」


「お？ほめてる？ほめてる？」





「ほめてません」としのぶさんに言われ、あちゃーっと自分の頭をかきながら笑う




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