（１９）怒りという名の警告 ページ21
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突然、普通の生活を過ごしてきた自分が死刑宣告されたらどうだろうか
耐えられるハズがないのだ
しかし、それを乗り越えてきているのが虎杖だ
『そういう面では東堂先輩けっこう好きですよ』
「…っこ、これが世にゆう告は───」
『断じて違います。誤解を生ませたらこの場で深く謝罪いたします』
「そんなに否定しなくても」
Aは、東堂たち相手にはパワー、技術、経験、この3つにおいて勝ることは出来ない。
唯一張り合うのはスピード。
しかし、速さが同じだからといって力が互角になるわけがない
そして勝っているものは回復能力であるが、これもまた戦闘となった場合に総合的に見ると、一対一では勝つことが困難な要素
それらを分かった上での、Aなりの宣戦布告
"虎杖悠仁に手を出すなら、容赦はしない"
分かりやすく言えば、"怒り"の表れだ
今後同じようなことが無いように忠告したまでだが、普段のAからは考えられないほどの表情、雰囲気、声色
本気だ、と伝えるには十分過ぎるほどだった
「…分かっタ」
「肝に銘じておこう」
『ありがとうございます』
一礼をして、次に顔を上げたときにはもう元通りの様子だった
その様子を見て、身体をクネクネと動かす男が一人
「やはりマイドクターは違う…！！俺の目に狂いはなかった！！
俗に言うこれがギャップ萌え…素晴らしい！！高田ちゃんとはまた違う魅力！！」
「…お前って謎にアイツに好かれてんな」
『前に絆創膏１回あげただけなんだけどね、任務帰りに。頬切れてたから。』
「……へぇ。
…ん？いやそれ反転術式使えばよかっただろ」
『やー別に必要ないかなって』
「あっそ。………」
『ん？なーに？』
「イヤ、別に」
東堂の感情についていけてない真希は半分呆れ、もう半分はそれを受け流しているAに感心していたそうな。
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ほやっく(プロフ) - souさん» コメント嬉しいです〜！！読んでくださりありがとうございました！！！ (2022年1月23日 10時) (
レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様です！私も恵くん大好きなのでオチが恵くんでとっても嬉しかったです！！ (2022年1月22日 21時) (レス) @page40 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2021年3月3日 19時
