（３８）髪は女の命 ページ42
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とある日、五条は談話室に置かれたマッサージチェアに座っているAを見つけた
「Aー、風呂上がりー？」
『あ"〜 五条ぜんぜ〜、ぞうでず〜〜 』
「随分気持ちよさそうだねー」
『あ"い〜』
五条が来たので、強めで動かしていたマッサージチェアを止めた
Aが止めている間に、五条はAの髪がまだ濡れていることに気づく
「髪乾かさなきゃ風邪ひくよー？」
『あ、ほんとだ忘れてました』
「もー！あ、せっかくだから僕が乾かしてあげよっか？」
『いや、流石にそれは───』
「いーから！そらそこ座って！」
乗り気な五条に手を引っ張られ、近くにあったソファーに座り直す
そしてどこからともなく取り出したドライヤーで、髪を丁寧に乾かしていく
『上手いですねー』
「でしょー！
お客様、痒いところなどございませんか？」
『とても心地いいですー』
そうやって美容院ごっこしながら、少し雑談をしていた
しかしあまりに五条の技量が良く、Aが眠気に襲われた
カクンッと時折落ちる頭と、眠そうに目を擦る仕草に五条は手を止めた
「A、そろそろ部屋に戻る？」
そう聞くが、Aは首を横に振る
『今日の仕事がまだ少し…ふわぁ…あるので』
欠伸をしつつ、そう答えた
『お気にせず』と言うが、うーんと五条は聞き入れない
「あ、ここで少し仮眠していきなよ。
部屋に戻ったら爆睡しそうなんでしょ？」
『そうです…』
「ほら、じゃあ横になって」
そういう五条はAの横に座り、自身の膝の上に頭を乗せさせた。俗に言う膝枕だ
「何分寝る？」
『えと…15分くらいで』
「りょーかいっ」
『ありがとう、ございま……す……』
優しく頭を撫でられ、既に眠かったのでAは直ぐに眠りについた
五条は、我ながら上手いこと乾かした！と自分で自分を褒めてたそうな。
15分のアラームを付けて、そのまま五条はAの頭を撫でたり髪で遊んだりしながら、そしてスマホを触っていた
数分後、そこへ通りかかったのは釘崎と真希
Aが五条に膝枕されているところを目撃した
「てめぇ何Aに手出してんだよ。教師人生終わらせたいみたいだな」
「Aさんから今すぐ離れろよこのクソ五条」
「2人とも僕への当たりが強すぎない？」
五条は激おこの2人にかくかくしかじかと説明したが、結局Aが起きるまで全く信じられなかったらしい。
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ピピピーナッツ - マリイさん» 此処は夢小説という界隈ですし、おっしゃていることは十分分かります。しかし、どの様な界隈でもマナー、ルールを守ってください。長文失礼しました。そしてこういったコメントへの反応を不快に思われた方は、御手数おかけしますが、私のIDを非表示にでもしてください。 (2021年2月21日 8時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - マリイさん» 連続でコメントすみません。えっと…失礼ですが、それはお話に関係のあることでしょうか…？貴方様の愛は、此方から見てもひしひしと感じられます。その想いはとても素敵だと思います。ですが、このコメント欄はあくまでもお話の感想を述べる場所です。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - コメント失礼します。夢主ちゃん可愛らしいですね！このお話も、ほのぼのとしていて見ていて癒されます…！これからも更新頑張ってください。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鉛 - 小6のわたし:144cm お話の子:ほとんど同じ 草 (2021年2月8日 17時) (レス) id: 0d8498869d (このIDを非表示/違反報告)
チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - え、可愛え……… (2021年2月8日 1時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2021年2月7日 13時
