（２６）渾色の毛並み ページ29
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先日、AはRINEで伏黒からこう言われた
「小南先輩、近接戦 俺とやってくれませんか？」
理由を聞けば、真希とばかりやっていたら真希の動きに慣れてしまうから別の人とやれ、と言われたそうで。(真希の指導より)
それに了承したAは、たった今伏黒と10本やって6対4でギリ勝っていた
『もうちょっと差付けたかったぁ…先輩としたら悔しいなー』
「正直、小南先輩には勝てると思ってました」
『そうだろうねー、自分でも見た目弱そうに見えるもん』
『どう？私の力こぶ』と右腕を曲げて力を入れてみるが、「ありませんね」とばっさり切り捨てられた
しかし、Aは背が低い分体重も軽く、人の視界から姿を消しやすい
そして鬼ごっこの際にも発揮したが、走る速度は高専の中でもトップクラスの俊足で、パワーで真希たちに劣るのを速さでカバーしているのだ
『もっかいやっとく？ 恵の式神一体だけ使うのアリにしてさー』
「式神使ったら俺勝ちますよ」
『だろうねー。けど私の特訓でもあるし、同じこと繰り返すより変化大事！』
それに納得した伏黒はAの言葉を聞いて、玉犬 渾 を出した
けれどもAは、その玉犬を見た途端に声を上げた
『なにこの子〜！こんな子いたの！犬！！かわいー！』
目を輝かせて玉犬に近づき、その頬を優しく撫でた。それと同時に伏黒は式神見せたことなかったのか？と疑問を持つ
「小南先輩、俺の式神で見たことあるのってどれですか？」
『鵺だけー、あの子もかわいいよねー！』
撫でていた手を離して玉犬から離れ、次やろうか と距離を取るA
伏黒もそれに合わせて戦闘態勢を取る
…が、玉犬はAの後を追って、その足元に擦り寄った
『んー？どうしたんだい？』
「ワフッ、ワフッ」
『おー！そうかそうか、もっと撫でて欲しいんだなー』
ウリウリとAがさらに撫でてやると、それが心地いいのか玉犬は顔を綻ばせた
「…凄いですね、玉犬が初対面でこんなに懐くのは初めてです」
『私懐かれてるのか！そりゃあ嬉しいなぁー』
玉犬がAの頬を舐めて、それがくすぐったいのかAはケタケタと笑っていた
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ピピピーナッツ - マリイさん» 此処は夢小説という界隈ですし、おっしゃていることは十分分かります。しかし、どの様な界隈でもマナー、ルールを守ってください。長文失礼しました。そしてこういったコメントへの反応を不快に思われた方は、御手数おかけしますが、私のIDを非表示にでもしてください。 (2021年2月21日 8時) (
レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - マリイさん» 連続でコメントすみません。えっと…失礼ですが、それはお話に関係のあることでしょうか…？貴方様の愛は、此方から見てもひしひしと感じられます。その想いはとても素敵だと思います。ですが、このコメント欄はあくまでもお話の感想を述べる場所です。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピーナッツ - コメント失礼します。夢主ちゃん可愛らしいですね！このお話も、ほのぼのとしていて見ていて癒されます…！これからも更新頑張ってください。 (2021年2月21日 7時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鉛 - 小6のわたし:144cm お話の子:ほとんど同じ 草 (2021年2月8日 17時) (レス) id: 0d8498869d (このIDを非表示/違反報告)
チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - え、可愛え……… (2021年2月8日 1時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2021年2月7日 13時
