Game072:2歩と3歩 ページ22
ふーっ。
私もそろそろ戻らなくちゃ。
そう考えていると今度は後ろに人の気配。。。
『。。。黒尾さん?なにたくらんでるんですか??』
後ろを見上げると
私を見下ろすように黒尾さんが立っていた。
黒「たくらむって。。。せっかく心配してきてやったってのに。」
『それはどーも。』
黒尾さんの手が私の前髪をわける
黒「デコ、まだ赤くなってんな。」
『!!ぼ、木兎さんのスパイクをくらったんですから、すぐには引きませんよ///』
急に近づいてきた顔に思わず照れる///
黒「おっ?w顔も赤くなってるぞwときめいちゃった??w」
ニヤニヤして楽しんでる。。。
『ときめいてません!!もう〜。すぐにからかうんだから!!』
黒「おぉ。元気になってんな!!wさっきまでみんな心配してたぞ。」
『。。。えっ?』
黒尾さんは私の隣に腰をおろした。
黒「ちっこいと大変そうだよなぁ。電車のつり革とか持つのも手伸び切ってて疲れそうだし。東京の満員電車とか乗ったら酸欠になりそうだよな。俺はそうゆう経験ないからわからないけどw」
この人は励ましに来たの?けなしに来たの?w
黒「Aはちっこいのによくやってるよ。俺らが2歩で行ける道もお前は3歩行かなきゃつけない。ただでさえ、男と女で体力もスピードもなにもかも違うのに。Aは自分より全然デカイ奴らの世話してるんだ。自信持てよ。」
『。。。はい!!ありがとうございます!!』
えへへ///
他校のキャプテンに褒められちゃった♪
黒「よしよしwじゃあ、いつも頑張ってるご褒美に汗だくのままハグしてやろうwww」
『やめてぇぇぇええ〜〜〜!!』
せっかくかっこよかったのに台無しだけど!!
かっこいいまま終わらせればいいのに〜!!
黒尾さんはニヤニヤしながら手をワチャワチャさせている。。。
孤「。。。クロ、なにやってるの?」
夜「わっ。。。変態!!木兎さーん!!ここに居ますよー!!」
研磨君と夜久さん!!
救世主!!
孤「クロ、監督が呼んでる。」
黒「おう。今行く!!じゃあ、Aまたな。」
黒尾さんが立つと木兎さんが入り口から顔を出した。
木「おっ!!いたいた!!なんだ?黒尾はもう行くのか?」
黒「監督に呼ばれてんだよ。」
木「そうか!!じゃあな!!」
。。。ん?
黒尾さんと研磨君、夜久さんは体育館に入っていったのに
木兎さんはそのまま残った。
黒尾さんを探してたんじゃないの?
なんか気まずい。。。
私も体育館の中に入ろう。
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いもちぃ。(プロフ) - クロノヤさん» ありがとうございます(о´∀`о)オチ、やっと最近決めましたwww (2014年9月14日 14時) (レス) id: effce55a60 (このIDを非表示/違反報告)
クロノヤ - 面白いです(*´∀`)やっぱオチはノヤさんですかね(。・ω・。)ゞ (2014年9月14日 14時) (レス) id: 9946a11a94 (このIDを非表示/違反報告)
いもちぃ。(プロフ) - 練紅桜さん» ありがとう!!Part3もよろ!! (2014年8月18日 14時) (レス) id: a0e02ef414 (このIDを非表示/違反報告)
練紅桜 - いもちぃ。さん» 全然遅くないと思う!!続編おめでとう! (2014年8月17日 5時) (レス) id: 18c1bb9fea (このIDを非表示/違反報告)
いもちぃ。(プロフ) - 千夏さん» 男ばっかりだったよ〜。ちゃんと目標がはっきりしててすごい!!私は就職組だったから進学のことはよくわかんないんだけど、応援してる!! (2014年8月16日 23時) (レス) id: a0e02ef414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いもちぃ。 | 作成日時:2014年6月29日 0時