甘い罰ゲーム ｷｭﾐﾝ ページ2
「みにひょんー！トランプやりませんか？」
珍しい。きゅひょながゲーム以外の事を誘ってきた。僕ときゅひょなはいつものように２人で部屋にいた。さっきまでPSPに熱中してたのに…。変わったこともあるんだなぁ。
「いいよー！やろう！」
PSPをやるより、僕と遊ぶ方を選んでくれたなんて、すごく嬉しくて…。
「何しますか？神経垂迹？ババ抜き？」
神経垂迹は苦手…。かといってババ抜きも得意じゃない。でも、きゅひょなが遊んでくれるんたから！！負けてもいいもん！！
「じゃあね、ババ抜き！！」
「分かりました。負けた人は罰ゲームですからね。」
２人でババ抜きじゃ、どっちがババ持ってるかすぐバレちゃうよね…。って、負けたら罰ゲーム！？僕絶対負けちゃうよー(泣)
きゅひょながトランプを配って、ババ抜きが始まった。ババを持っていたのはきゅひょな。これはいけるかもしれないっ！！
時間も結構たって、僕が一枚、きゅひょなが二枚になった。これは真剣に選ばないと…。
「うーん…、じゃあこれっ！！」
…………。ババだった…。
「じゃあ、僕が引きますね。えーっと…」
きゅひょながババの方をつかんだっ！！あー良かった…。って、あれ？
「みにひょんの負けですよ(笑)」
「あれ？？きゅひょな今ババ引かなかった？」
「みにひょん顔に出てるんですよ。ババ掴んだらホッとした表情して…(笑)分かりやすいですね。」
えー！？僕そんなことしてたー！？負けた…。負けたら罰ゲームだよね？どうしよぅ…(泣)
「じゃあ、罰ゲームは何にしましょうかね…。うーん…」
「何？？」
あーあ、どうしよう。女装しろとか言われたら…。
「僕にポッポしてください」
「え！？」
ポッポ！？ポッポするの！？そりゃ…、きゅひょなからしてもらうのはあるけど、僕からはしたことないし…。恥ずかしいな……。
「はやくー。罰ゲームですよ。あ、もしかして出来ないですか？約束破るんだったらもう僕は遊んであげませんよ」
「やっ、やだっ！！」
「じゃあ早く。ほっぺじゃダメですよ。口にしてください」
うぅ…(泣)恥ずかしすぎる……。きゅひょながブラックな表情で笑ってて…。僕の事からかってるの！？
「早くしてください。5、4、」
「待って待って待って！！」
「3、２、1、」
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作者名：みれいちご | 作成日時：2013年5月5日 11時
