ギュってして？ ﾐﾝﾎ ページ1
雪が降ってる真冬の日。仕事が休みだった僕とユノヒョンはこたつに朝からずっとくるまっていた。すると、ユノヒョンが一言。
「ちゃんみなー。ぽくアイスが食べたい」
「えっ！？いま冬ですけど？？」
ユノヒョンのいきなりのびっくり発言にはいつも驚かされる。僕より厚着してるのに…。よく言いますよね(笑)
「いいのー。アイス食べたいのー。」
「寒いですよ？風邪引くから止めてくださいよー」
「ぽく風邪引きたいの！！」
はぁ…(;¬_¬)どうしたんだ、ユノヒョンは。
「風邪引きたいなんて、バカな事言わないでください。そもそも理由はなんですか？」
「風邪引いたら、ずっと寝てられるしー！それに…、それに…」
寝てられるって…。今日休みなんだからあんな早く起きないでもっと寝てればよかったのに…。(ユノヒョンが起きたのは6時です笑)
「それになんですか？」
「あとね…、えっとー、えっとね…」
どうせまたしょうもない理由なんだろう。仕事が休めるとか？いや、休めないな…。
「とにかく風邪引きたいし、だからアイスが食べたいの！！」
「ダメです。風邪引かれたら困りますから。」
そりゃ風邪引きたいからアイス食べたいなんて言われて、風邪引かせるヤツはいない。ユノヒョンが風邪引いたらいろいろ大変だし、それに…、すごく心配だし。
「あっ…のねぇ、ちゃんみな。あともう一個理由があって…」
「なんですか？」
なんかもじもじして恥ずかしがってるユノヒョン。顔が赤くなってて…、かわいい…。
「寒いからね、もっと寒くなったら…、風邪引いて…ちゃっ、ちゃんみなに甘えられるって。ちゃんみながギュってしてくれるっておもったの。」
顔を真っ赤にしながらそう言ったユノヒョン。かわいすぎて…、今すぐにでも抱き締めたくなった。そしてその気持ちは、止められなかった。
「っえ！？ちゃんみな！？」
「そんなの、風邪引かなくたって僕はユノヒョンをいつでも抱きしめますよ？だから風邪なんて引かないでください。ユノヒョンは僕の大切な人です。風邪なんて引かれたら心配で心配で眠れないですよ？」
僕に素直に甘えてくるユノヒョンがかわいくて、愛しくて…。このままずっと離れたくないと思った。
「わかった！じゃあいつでもギュってしてね！ちゃんみなさらんへ(^O^)」
「僕も。ユノヒョン愛してますよ？」
幸せな日々。こんなのが、いつまでも続けばいい。そう強く願った。
………end
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作者名：みれいちご | 作成日時：2013年5月5日 11時
