イケメン不信【X1】 (ページ5)

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episode4 ページ5

「ねぇ！ちょっときいた？！
ミニ君が記憶喪失になっちゃったって！」

「えーー！？」

「えっ、じゃあキム・Aのことも_」

MH『おはよー Aさん』

A『おはよー』

A〝さん″

A『体もういいの？』

MH『うん。全然平気
ところで、教室ってどこだっけ？』

A『あっちだよ』

「ねぇ、これってチャンスじゃない？」

「前はキム・A一筋で
とりつく暇もなかったけど、今なら_」

SR『とか言われてるよ』

A『あー、そうみたいだねぇ』

SR『あんだねぇっちょっとは危機感
持ったらどうなのよ！！』

A『いいよー言いたい人には
いわせとけ…』

SR『A ミニに忘れられて
悲しくないの？』

A『えー？そりゃ悲しいよぉ
当たり前じゃんサランだって同じでしょ？』

SR『そうじゃなくて』

SR『Aは特別だったでしょ？
ミニはAを好きだったことも覚えてないんだよ！？
なんで笑ってられるの！？』

ほんとは、笑ってなんかいられないよ、
でも、私達が笑ってないと、ミニが不安になるだけ。

A『…しょうがないじゃない
記憶喪失ってそういうことだもん。
私のことだけ覚えてたら怖いって

別に私、あいつと付き合ってた訳じゃ
ないし、そんな大騒ぎするようなことじゃないよ』

SR『…じゃあ、私がもらってもいいんだ』

A『…え？』

SR『私ミニが好き
ミニはAしか見えてなかったから
言うつもりなかったけど、Aが
そういう態度なら、私、動くから！』

〝私ミニが好き″

＿サランが？

？？『A』