イケメン不信【X1】 (ページ3)

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episode2 ページ3

A『あー…じゃあ何ですか。
私にミニとつきあえと！？』

女『違うわよっ！！！』

女1『付き合う気がないんなら
キッパリ断れって言ってんのよっ』

女2『じゃないとミニ君がいつまでも
あきらめられないでしょ！？』

ガサッ

？？『そりゃ御心配どうも。
でーも、余計なお世話だな』

女『ミ、ミニ君？！』

A『あ、ミニ
また今頃来て～。もう昼休みだよ？
あ、撮影？』

MH『いや、寝坊』

コソコソ

MH『ちょっと待て』

女『(びくっ)』

MH『あんたら次こいつに何かしたりしたり、言ったりしたら、俺がただじゃ済まさないから。女だからって容赦しねぇぞ』

女『ヒィィィッ』

A『もー、ミニってば、怖過ぎだよー。ミニの睨みにあのセリフじゃ、生きた心地しないって』

MH『いーんだよ！俺、あーいう奴ら大っ嫌いなの！言いたいことあんなら一対一でやれっての。根性悪いったらねーぜ!!』

A『(まー、そりゃそうだ)』

MH『それにあいつらAのこと虐めるし』

MH『今ドキッとしなかった？』

A『してません』

カン・ミニに好きだと言われたのは
去年の秋だった

MH『…前に付き合ってた奴が？』

A『うん。だから…ミニ君がそういう人だって言ってる訳じゃないけど、ちょっと…』

MH『…だったら待ってる』

A『え…』

MH『Aさんが俺のこと信用してくれるまで待つ！だから、とりあえず友達になろう！』

中学の頃からモデルだったミニはそりゃもうめちゃくちゃ人気があったから、その反応はかなり意外だった

それから半年「友達」やって、
顔に似合わず(？)
けっこういい奴だってわかったけど

UY『つきあってやったらー？
いい奴だってわかってんなら問題ないじゃない♡ここはひとつダマされたと思って』

A『ダマされちゃシャレになんないんですけど』

UY『いいと思うけどなー。大事にしてくれそうだし』

A『…でもねぇ、今更付き合うでもないじゃない？なんかもう友達が板についちゃって』

友達でいる方がいい
もう裏切られるのは嫌なんだもの

UY『＿というわけなのよ』

SR『仲良くなり過ぎて男として意識されなくなったってパターンね』

HJ『見事にはまったね、ミニ…』

MH『…これはやっぱりここらで勝負に出るしかない！』