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『〜〜〜〜っっ!!!』
痛い〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
JH「っうわ!ごめんなさい!」
手首をぱっと離され、私は急いでおでこを抑える
何も言わずにただうずくまっている私にジョンハンさんはオロオロしていた
妖と戦ってできた傷の痛みよりも私にとってはタンスの角に小指をぶつけるとかこういう日常の怪我の方が個人的には痛い
足の痛みと合わさって痛いよおおお
痛いけど.....!痛いけど!ジョンハンさん困ってるし、早く退散しないと.....!
JH「ごめんなさい!そんな強く引っ張ったつもりはなかったんだけど...!大丈夫!?」
としゃがんで目線を同じにしてくれる
くう.....可愛いからやめてください.....!
『だ、大丈夫です.....それでは.....』
私は痛みをこらえて帰ろうとする
JH「え、ねえ待って?そのまま帰るつもり?」
『え?あ、はい...まあ.....』
なんだろう.....だんだんあの綺麗なお顔が険しくなっている.....
私なんか言ったかな.......
JH「お願いだからさ、怪我させちゃったし、せめて処置させて?」
と自分のおでこを指す
『え!?いやいや、いいですよ!そんな大したことないですし.....』
JH「だめ。早く処置しないとたんこぶになって腫れちゃうよ?だから早く入って?」
と宿舎に入るように促される
待って待って?入ったらあの13人がいるってことだよね?
無理無理無理無理無理無理
私は無言で首を振る
JH「いいから」
結局腕を引かれ、宿舎に無理やり入れられた
やはりジョンハンさんはジャイアンだった
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キヌ - 続きが凄く気になります!!これからも頑張ってください!! (2018年1月16日 18時) (レス) id: b32c428e60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2017年12月29日 22時