ハニさん。 ページ5
JH side
JH「...A？」
覗き込んで顔を近づけるとプイっとそらされる。
JH「何？照れてるの？笑」
ふざけて言ってみてもまた反対側に逃げるA。
JH「はい、諦めてー♪」
そう言いながらAのほっぺを包んで逃げられないようにすると
A「.......////」
潤んだ瞳で見上げるA....。
チュッ♪
A「ハニ...先輩？？」
呆気にとられたようなぽかーんとした顔のA。
JH「ふふ、期待しちゃった？ここはまだダメだよー♪」
人差し指でAの唇をプニっとする。
JH「Aが俺のこと好きって言ってくれたらしてあげる！あはは♪」
Aの頭をポンポンと撫でてその場を後にして屋上に着いた途端にしゃがみむ..。
JH「はぁー...格好悪い...。」
髪の毛をぐしゃぐしゃにしながら呟く。
顔を真っ赤にして恥ずかしがるAが可愛くてキスしたいと思ったのに....いざしようとしたら出来なくて、唇の横にチュってしてしまった。
SC「あ！ここにいた♪」
しゃがみこんでる俺の背中に乗るスンチョル。
SC「何してんの？日向ぼっこ？天気良いしいいよねー♪」
しゃがみこんで日向ぼっこする奴がいるかよ？と思いながらも話す気分になれない。
SC「ハーニ！どした？えっ...！？ちょ、ハニ？」
ギュっと抱きつくと何も言わずにそっと背中をさすってくれたスンチョル。
SC「いつものハニも好きだけど、弱ってるハニも好きだよ！」
JH「.....ストーカー、そしてキモい。」
SC「うんw幼稚園の頃からハニペンだから！笑」
どんなにキツイことを言っても笑顔で受け入れてくれる。
SC「ハニはさ、たまに毒吐くけど...根底に優しさとか暖かさがあるんだよね。だから好き！」
JH「とんだドMだな...。」
SC「そうかも？笑 でも好きなのは女の子だよ？」
JH「分かってるって。」
SC「ハニはさ、結構いたずらっ子じゃん？」
確かに弄るの好きだなw
SC「でもさ、本当に好きな女の子には同じことしちゃダメだと思うよ？」
そう言ってふんわりと優しく微笑むスンチョル。
相談した訳でもないのに何となく気付いてくれてたのかな...。ありがとって素直に言えないから、その代わりにまたスンチョルをギュっとした。
SC「ふふ、今日は甘えんぼだな♪♪」
鼻の下を伸ばしてデレデレするスンチョルをスルーしつつ、しばらく黙って抱っこされていた。
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作者名：ami。 | 作成日時：2017年1月29日 21時
