唇の感触。 ページ12
A「あ、そうだ！目瞑って？」
MG「えっ？何で急に...？」
そう言いながらも素直に従うと...そっと唇に残る感触...。
A「はい、目開けて良いよ♪」
目の前でにっこりと優しく微笑むA。
A「これあげるね！」
ジュース買ってこよ♪と教室を出てってしまった。
手にはAがくれた...唇型のリップ？
触感が硬くて冷たい唇だと思ったww
MH「えー？ミンギュどしたの？」
ふわふわと話しかけてくる留学生のミンハオ。
MG「ん？何が？」
MH「女の子みたいだよー！笑」
そう言われて鏡を見ると....唇がオレンジ！！
唇の色が薄くて顔色悪く見えるのを気にしてたんだけどAは気付いてくれたのかな。
MG「そうかしら？笑」
MH「あはは、やめてwwあ、でも顔色良く見えるね！ちょっと貸してー♪」
MG「だめ。」
MH「え？僕のこと嫌いなの？貸したくないの？」
不安そうに瞳を揺らしながら僕を見るミンハオ。
もしかして、外国人だからとかそう言う感じのこと言われたことあるのかも...。
MG「違うんだ。僕の持ってる物、何でも貸してあげるよ！友達じゃん♪だけどね...これは大事な子から貰ったものだから...てか貰ったばっかりだからごめんね。」
MH「そっか！ありがと、ミンギュ♪」
言いたいことが伝わったのか嬉しそうにしてるミンハオ。
MH「Aちゃん、かわいいよねー♪」
MG「え？」
MH「僕にも優しいし、面倒見てくれるし....。」
え、まさかミンハオもAのこと...？
MH「なんかお母さんみたい♪僕Aちゃん！」
......お母さんw
MH「でもミンギュの好きな子だもん、好きになっちゃだめだよね？」
MG「うん、ダメ！笑」
MH「ふふ、冗談だよ！僕彼女いるもーん♪」
フワフワして幼い印象のミンハオに彼女が...。
MH「ミンギュより僕大人だね！笑」
そう言ってニヤっと笑うミンハオはただのふんわりboyではなかった...。
MG「大人って....。」
MH「うん、彼女いるからいろいろあるでしょ？笑」
MG「う、うんいろいろ....。」
MH「教えてあげよっか？笑」
MG「へっ！！！？？？」
クラスの女子「何？ミンギュくんどした？wAちゃんならどっか行ったよ？笑」
MG「いや、うん、大丈夫ww」
大人か....Aとそういう事したり...。
ま、付き合ったらの話だけど...。
続く
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作者名：ami。 | 作成日時：2017年1月29日 21時
