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≪ごめん、待たせてばっか(苦笑)≫
ジスさんをタクシーに乗せ終わったユノが戻ってきた。
A≪(笑)お疲れ様。戻ろっか≫
歩き出すと私の肩に手をまわして
わざと私に体重をかけるようにして
歩いてきた。
A≪…ちょっ…重い≫
ＹＮ≪酔っちゃったの、ボク≫
・・・さっきタクシー止めるために
思いっきり走ってたじゃん(笑)
A≪わかったからちゃんと歩こうね≫
ＹＮ≪な〜んでそんな冷たい言い方？≫
チャンミン君同様、いくら力に自信がある
私でも支え続けるのは結構キツい(汗)
A≪冷たいね、そうだね、ごめんね。
だからしっかり歩い…てっ！≫
ＹＮ≪はい、投げやりの言い方ぁ〜≫
チームのリーダーとしてはもちろん、
今は事務所の顔としての立場もある
彼にはわたしなんかには計り知れない
葛藤や苦悩があるんだろうと思う。
ＹＮ≪重い？≫
A≪…私の足取りみてどう…思う？≫
ＹＮ≪ひゃぁっはっはっは(笑)重そう≫
普段神経を使って気を張ってる分、
時折こうやって甘える姿をみると
こんな私でも彼の“寄りかかれる場所”に
なれているのかな…？なんて思う。
A「体じゃなくて心のね・・・」
ＹＮ≪ん？なんか言った？≫
A≪(笑)なぁんにも言ってないよ≫
部屋の前に着く。
A≪あ、ひとつ言い忘れてた事がある≫
ＹＮ≪な〜に？♪≫
A≪ハヌル君来てるよ(笑)≫
ＹＮ≪うそっ！？≫
私の肩から手を離して急にシャキッとした。
後輩の前では頼りがいある“アニキ”だから
こんな姿見せられないもんね(笑)
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作成日時：2012年7月5日 22時
