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≪チャンミン君、ユノがもう宿舎に着くみたい
だから下まで迎えに行ってくるね≫
ＣＭ≪了解しましたー≫
体はテレビに向けたまま右手を挙げた。
ハヌル≪チャミはまったく…(呆)
いってらっしゃい^^≫
A≪いってきます^^≫
・
・
宿舎の前で数分待っていると
一台のタクシーがハザードを出して止まった。
後部座席のドアが開くなり、ゴチャゴチャと
話声がしながら、ユノのあとに女性が一人、
一緒に降りてきた。
ＹＮ≪大丈夫だから、タクシーに乗りなさい≫
≪親切心で部屋の前まで送るって言ってるのにー(笑)≫
女性はユノの前に立っているので後ろ姿しか
わからないけど黒い髪の長い女性。
別に嫉妬心とかではなく、ユノが一人じゃなかった
ことに驚いてしまって隠れたほうがいいのかどうか
迷っているとユノと目が合った。
ＹＮ≪A〜♪≫
大きく手を振る彼を見て、後ろ向きだった女性が
こちらに振り向いた。
A「あ・・・どうも」
声は聞こえないだろうけど頭を下げる。
こちらに向かって歩いてくるユノの腕を
掴んで女性も一緒にこちらに来た。
ＹＮ≪結構待たせちゃった？≫
A≪ううん、大丈夫。…こんばんは≫
女性に向かって改めて挨拶をした。
ジス≪…こんばんは≫
戸惑ったような笑顔を見せた。
ＹＮ≪A、彼女は僕の友人でジス。≫
ジス≪…ジスです、よろしく≫
ＹＮ≪こちらは…≫
ジス≪さっきユノが話していた
“一緒に撮られた人”…でしょ？≫
ユノの言葉に被せるように言った。
ＹＮ≪あぁ…(照)、Aさんだ≫
A≪よろしくお願いします≫
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作成日時：2012年7月5日 22時
