yu ～the best relations～ no #14# (ページ50)

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湯を注いだカップをかき混ぜながら話始めた。

≪これは一個人、俺だけの思いね≫

私の横に腰を下ろす。

≪二人は是認なんて一度もしなかったけど
暗黙の了解みたいな感じで、自然と公認になってた≫

両手に持っていたカップの一つを私に持たせる。

A「…ありがとう」

≪ウンジュヌナと色々なかったら…
結婚してたかもしれないな≫

・・・それくらい素敵なカップルだったんだ。

A「そっか・・・」

≪ヒョンはウンジュヌナのお気に入りだから
・・・面白くなかったんだろうな、きっと≫

A「…話してくれてありがとね」

手に持っていたカップにずっと視線を向けていた

エヨン君が横を向いて私を見た。

≪でも、Aさんとヒョンの二人も
その時に負けないくらい合ってる≫

また三日月のような目をしてふにゃっと笑う。

≪俺も聞きたいことがあるんだ。
・・・嘘つかないで話してくれる？≫

A≪・・・なにかな≫

≪どうして産婦人科に受診してた？≫

・・・・・。

≪あの時、ふざけたことを言ったけど
もし本当に授かってたらって…ずっと気になってた≫

ガチャ・・・

控室のドアが静かに開いた。

≪すみません、立ち聞きするつもりはなかったんですが
ノックしようとしたら聞こえてしまって…≫

入ってきたのはチャンミン君だった。

エヨン≪チャンミン・・・≫

ＣＭ≪今の話、本当ですか≫

私の目をジッと見つめる。

“嘘はやめてください”

さっき言われた言葉を思い出した。

もう、隠していてもしょうがない。

A≪…産婦人科に行ったのは本当≫

ＣＭ≪…もしかして…ヒョンとの…≫

チャンミン君の顔が強張る。

A≪もしそうだったらいいね。
…だけど、私には90％それはありえない≫

≪え・・・≫

隣に座ってるエヨン君から声が聞こえた。

ＣＭ≪・・・それって・・・≫

≪完全にとは言わないけど、私に子どもが
授かることはすごく厳しくて難しいこと。≫

頭の中で整理をしたのか、それをすぐに

理解したようでとても哀しそうな顔をした。