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ＹＮ≪チャンミン≫
スタジオに向かって先に歩いている
チャンミンを呼ぶが止まらない。
ジス≪待ってよ、チャンミン！≫
ジスの呼びとめる声で歩いていた
速度がゆっくりとなり止まった。
ＣＭ≪なんですか？≫
僕たちのほうへ振り向いた。
ＣＭ≪皆さんが待ってるので手短に。≫
ジス≪わたしが悪いのよ、ユノは悪くないの≫
そう訴えるジスの顔をジッと見つめる。
ＣＭ≪ジスヌナが悪いんですか？≫
ＹＮ≪違うよ、僕がすべて悪いんだ≫
チャンミンの視線が僕のほうへ向けられる。
ＣＭ≪ユノヒョンが悪いんですか？≫
視線を下に落とし、手を後ろに組んで
体を左右に２、３回揺らすと
大きなため息をついて顔を上げた。
ＣＭ≪記事が出たばかりですよ？≫
僕とジスのことをまっすぐとみる。
ＣＭ≪あのような方たちがいるのも
わかってるでしょ≫
チャンミンが目線で指す先には
建物を囲ってる塀の上や隙間から
様々なカメラを使って動画や写真を
収めようとする過度なファン…追っかけの人達の姿。
ＣＭ≪申し訳ないですが、僕には今の二人は理解しがたいです≫
ジス≪・・・チャンミン≫
ＣＭ≪ヒョンが言っていたことはこういう形
だったんですか？≫
“違う形で守ることは間違ってるのか・・・”
社長と話した日にチャンミンに相談した話。
ＹＮ≪…違うよ≫
あまりにもまっすぐ見つめる目に
思わずそらしてしまった。
マネ≪おいっ！！なにやってるんだ！？急げ≫
ＣＭ≪迷惑がかかります、行きましょう≫
そう言ってチャンミンは走って行く。
ジス≪・・・ユノ≫
ＹＮ≪ひとまず仕事に集中しよう≫
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革ベルト
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作成日時：2012年7月5日 22時
