yu ～the best relations～ no #14# (ページ41)

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「どうしちゃったの、らしくないじゃない…」

遅い時間にも関わらず、仕事を終えた

あやがホテルに来てくれていた。

A「疲れてるのにごめん」

あや「そんなの気にしなくていいから」

友情なのか愛情なのかはわからない。

だけど、ジスさんから連絡があって

戻ってきたときのユノの顔で

今でも推進している人がいる理由が

わかってしまった。

二人は本当に強く結ばれていたんだと。

二人の過去を垣間見てしまったと感じた瞬間、

自分の中で哀しみなのか嫉妬なのか

何とも言えない感情がこみ上げてきた。

A「ユノが男女問わず、人との繋がりを
大事にする人だっていうのは十分わかってる」

あや「Aは理解あると思うよ～」

A「…情けないけど、ジスさんとの間にある
強い繋がりに嫉妬したのかな…」

どう表現したらいいかわからなかった。

あや「それは普通じゃない？」

ベッドに座っている私の横に腰をおろして続ける。

あや「…ユノ君のこと大好きなんだね」

A「…な、なにいきなり」

あや「Aの口から“嫉妬”なんて言葉
聞けるなんて思わなかった(笑)」

A「笑いごとじゃないよ(汗)」

あや「あ、ごめん、ごめん！」

A「…ユノのこれから、幸せを考えると
ジスさんとの方がユノは幸せになれるんじゃないかなって」

あや「…そんな寂しいこと言わないでよ。病院行ったの…？」

A「詳しい検査は日本で」

あや「ユノ君には話すんでしょ？」

・・・・・。

あや「A・・・」