yu ～the best relations～ no #14# (ページ3)

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着替えを終えてリビングに戻る。

ＣＭ≪携帯鳴ってましたよ≫

キッチンでミネラルウォーターの

ボトルを手にテーブルを指差す。

A≪ほんと？ありがとう≫

テーブルに置いた携帯をチェックする。

A≪ユノ、二次会で遅くなるみたい≫

ＣＭ≪ヒョンは交流が広いですからね≫

・・・もう時刻は夕方。

A≪何か作ろうか？食べる元気ある？≫

ＣＭ≪ＹＥＳ、その言葉待ってました≫

ソファーに座ってゲームを用意し始める。

A≪…一応病み上がりだからやめたほうが…≫

ＣＭ≪なんか体がスカッとしていて今なら
敵なしの戦略ができる気がします≫

・・・人の話をまったく聞いていない・・・

・
・

ＣＭ≪あの、毎回同じセリフを言ってますけど
…誰かくるんですか？≫

A≪・・・いや、来ないね(苦笑)≫

チャンミン君を見るとどうしても作りすぎてしまう。

ＣＭ≪まぁ、いいですけど。美味しいから。いただきます≫

ブーブー言いながらも最後には“美味しい”と

サラッと言ってくれる彼の心遣いにはいつも心温かくなる。

ＣＭ≪ヒョンは美味しい食事が毎日食べれるように
いづれはなるんですね。≫

A≪なんで？チャンミン君も食べてよ≫

ＣＭ≪結婚しても３人で住みますか？≫

・・・・・・。

A「！？・・・けっ、結婚？(汗)」

ＣＭ≪ええ。いづれはすることも頭にあるでしょ？≫

A≪あ、え、うん、いや・・・まぁ≫

ＣＭ≪やっぱりあなたは少し変わってますね(笑)≫

笑いながら顔を覗き込んでくる。

ＣＭ≪“結婚”って言葉が出たら、女の人なら
“え～”と言いつつも顔が嬉しくなるものじゃないですか？≫

A≪…人それぞれでしょ。私、顔変だった？≫

ＣＭ≪はい≫

・・・出た、迷いのない返事・・・

ＣＭ≪むしろ困った顔≫

口に食べ物を運びながら

視線は私の顔の方へジッと向けてきた。