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ＣＭ≪ホント、ばかですね≫
ユノを玄関で見送った後、背後から聞こえた声。
振り向くとチャンミン君がリビングのドア枠に
腕をかけながら立っていた。
A≪(笑)なんでよ≫
チャンミン君のわきの下をくぐって
リビングに戻ってソファーに座った。
ＣＭ≪気づいてますよね≫
ソファーの隅に胡坐をかいて座って
聞いてきた。
A≪・・・なにが≫
ＣＭ≪僕はさっきの表情見逃してませんよ≫
私の場合、チャンミン君にはすべて
見透かされてるって言葉が的確かも。
A≪(笑)相変わらずすごいな、チャンミン君≫
ＣＭ≪ヒョンと恋人関係だったのはかなり昔の話です≫
A≪うん≫
ＣＭ≪ヒョンから聞きましたか？≫
A≪聞いてないけど、ジスさんがそれとなしに
そんなようなことを言ってたから≫
ＣＭ≪もう、ジスヌナと会ったんですか！？≫
A≪ユノとタクシーに一緒に乗ってきたから≫
ＣＭ≪ヒョンはホントにそういうところが鈍感と
いうか、無神経というか(呆)≫
A≪むしろユノの中で何もないから
紹介してくれたんだと思ってるけど…私は(笑)≫
ただ・・・ジスさんがどう思ってるかはわからない。
ＣＭ≪はぁ〜…あなたが理解ある人でよかったですよ≫
頭をガックシ落とした。
ＣＭ≪でも、前にも言いましたけど嫌なことは言葉にして
伝えないとヒョンは鈍感ですから気づきませんよ≫
A≪(笑)わかりました、はい≫
ＣＭ≪ホントにわかりましたかっ？≫
頷く私を確認して
ＣＭ≪じゃぁ、僕は続きを始めます(笑)≫
ＴＶゲームをまた始めた(呆)
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革ベルト
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作成日時：2012年7月5日 22時
