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ＹＮ≪…電話じゃ話せないことか？≫
ジス≪・・・・≫
ＹＮ≪…黙ってたらわからないよ≫
ジス≪今日パーティーで久しぶりにユノの顔見たら
仕事のこととか聞いてほしくなったの≫
ＹＮ≪…そうか≫
ジス≪少しの時間でいい、会いたい≫
否も可も、即答できなかった。
ジス≪…友人としても会ってくれなくなるの？≫
ＹＮ≪どうしてそう話が飛ぶんだ≫
ジス≪前だったら会ってくれてたじゃない。
Aさんと付き合ったから？≫
ＹＮ≪そういう言い方はよくないぞ≫
ジス≪いつものお店で待ってる≫
ＹＮ≪あれから真っ直ぐ帰らなかったのか？≫
ジス≪気になるなら来て確かめて≫
一方的に電話が切れた、何度かけなおしても圏外。
ＹＮ≪はぁ・・・≫
・
・
リビングに戻るとチャンミンが帰ってきていた。
ＣＭ≪あ、只今もどりました≫
ＹＮ≪お〜…≫
ソファーで雑誌を読んでいるAの横に
腰をおろした。
A≪何かあったの？≫
クッションを太ももにおいてボーっとしている
僕に聞いてきた。
ＹＮ≪…A、ちょっと出てきてもいい？≫
A≪別にいいよ≫
ＣＭ≪どこ行くんですか？≫
Aが突っ込んでこない代わりに
チャンミンが突っ込んできた。
ＹＮ≪…ジスから電話があってさ≫
さっきの嘘で自分が苦しかったから正直に言った。
Aは一瞬驚いたような表情をしたけど
A≪彼女に何かあったの…？≫
すぐにジスを心配した。
ＹＮ≪電話じゃ話してくれないんだ≫
A≪そうなんだ…心配だね≫
ＣＭ≪ヒョンがきちんと一線引けるなら
いいんじゃないですか、行っても。≫
ＹＮ≪わかってるよ、そんなの。
・・・A、ごめん、すぐ戻るから≫
笑顔を見せてAは玄関まで見送ってくれた。
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作成日時：2012年7月5日 22時
