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リヴァイ ページ3
一週間前
「外に出てみよう」
月明かりがあるのを確認して、外扉を開けた。
古い扉の音が響く。
数少ない部屋を抜いて、各部屋では男女の声が聞こえてくる。
これが・・・娼館。
「お前、ここから出るなよ」
ふと、主人の言葉を思い出した。
見つかったら・・・最悪の想像が脳裏をよぎる。
最悪の事態にならないうちに素早く部屋に戻った。
また、古い扉の音が響く。
「誰？」
聞いたことのない声が耳に届いた。
恐る恐る声の主を確認する。
子供?
その子は棚に隠れてうずくまっていた。
「A、だよ。あなたは?」
「リヴァイ・・・・・・だと思う」
「そっか、よろしくね、リヴァイ」
名前を呼ぶとリヴァイは顔を上げて、驚いた顔をしてて、少し、かわいかった。
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作者名：りんねこ | 作成日時：2018年4月19日 18時
