少女と愉快な仲間たち！による愉快な馬日記

第1章第1話　クロバホースパーク ページ3

誕生日当日

さっきまで、暑苦しい東京にいたが、今は山の空気が気持ちいい。

そして、目の前には、この間見ていた馬たちが並んでいる。

クラブハウスないで紙に何か書いてる母親を待つ間、準備をして、馬たちとのふれあい。
楽しい。
可愛い。
癒される。

「この子、バンピーロのバンちゃん。この子は、Aちゃんに乗ってもらいます。
で、お父さんがオリアス。お母さんには、デカラビアです。じゃ、乗って行きましょう」

ガリスタッフさんに案内されて、それぞれの馬に乗り込んだ。

20分くらいの操作練習の後、歩くスタッフさんと共に、森に向かった。

森にいる間、スタッフさんは陽気に話くれて、馬に草をたくさん食べられたりしたけど、すごく楽しかった。

来れることならまた来たい。いや、絶対またくる。

ここは、会員にもなれるらしいから、乗馬とか、もっとできるかも。

でも、両親は、仕事忙しそうだし、来るのはどうしよう。

私の両親は、母が祖父母の家や、敷地を管理している。
さらに自分の仕事は、「休日こそ稼ぎどき！」と言っていたのを覚えている。実際休日はあんま家にいない。

父親は、会社の部長とかその辺で、残業や急な仕事なんてしょっちゅうだ。

ま、いっか。それならその時だな。

そのあと、純銀ネックレスクラフト体験と陶器作り体験、プールを楽しんだ。

旅行を満喫した後、ホテルのベッドに身を委ねた。

つ、疲れた〜

そうだ！乗馬のこと言わないと！

母親に話をつけるために、メゾネットになってるホテルの階段を駆け下りた。

「母さん！乗馬やらせて！」

母親は、乗馬をやっていたから、理解があるはずだ。

「いいけど。そんな楽しかった？」
「すごく！」
「よかった」

母親は、微笑んで、乗馬を承諾してくれた。

やった！次は、道具でも揃えるかな？

次に来る時のことを考えて、いつの間にか夢を見ていた。

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