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冬を迎え、温かい部屋では
今日もAが写真立てに入った写真を眺めていた
「ふふふっ//」
JJ「また見てんの？」
「だってっ！すっごく気に入ってたんです//このウェディングドレス」
JJ「似合ってたもんね」
「ふふっ//」
秋に結婚式を挙げた僕たち
森の中の教会で、二人だけの結婚式
写真はきちんとプロにお願いして撮ってもらった
毎日のように、Aは棚の上を掃除しながらそれを眺める
幸せそうな横顔
写真を眺めるAを、いつしか僕も見つめるのが日課になった
Aの足も大分回復し、家の中なら杖なしでも歩けるようにまでになっていた
写真立てを棚に戻して、首をかしげながら再び眺める
JJ「どうしたの？」
「なんだか、夢を見ているみたい」
JJ「えっ？(笑)」
「私は何もしていないのに、こんなに素敵な旦那様がいるなんて」
JJ「っぷ！何もしてないって(笑)僕たちはちゃんと恋をして結婚したんだよ？」
「あはは//そっかぁ(笑)私だけが覚えていないだけなんですものね」
JJ「A・・」
「あぁ！そうじゃなくって！」
JJ「・・・？」
「目覚めてすぐに私にはジェジュンさんがいてくれて。嬉しかったんです。婚姻届けだって本当は保留にしたって問題はなかった」
JJ「えっ・・」
「何も覚えていないんだから、ジェジュンさんは新しい人生を生きても良かったのにって」
JJ「A？前にも言ったけど・・」
「私には、勿体ないくらいの幸せです」
JJ「A」
「ふふっ//ありがとう。私を愛してくれて」
JJ「・・・っ」
例え君が目覚めなくても
僕は生涯君の傍にいると誓ったよ
君が先に召されたときは、僕もすぐに追いかけるつもりだった
君の他には何もいらない
僕には、君がすべて
微笑んだAを、僕は力一杯に抱きしめた
やっと通じた気がした
行き場を探して宙をさまよっていた、僕の小指の赤い糸が
やっぱりAだったんだと、迷わずに絡みついた瞬間だった
もう何も迷うものはない
JJ「A、愛してる」
「ジェジュンさん//」
夢なら、夢のままでかまわない
記憶が戻らなくたっていい
今目の前にいるAが全て
彼女を抱きしめていた腕を緩めると、ゆっくりと顔を近づける
記憶を無くしたAに
僕は初めて、唇を重ねた・・
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裕(プロフ) - 暁子さん» やんっ♪暁子さんっ！言ってくれたら教えましたのに！(爆)ありがとうございます(^^)嬉しいです♪ (2014年10月2日 16時) (
レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
暁子(プロフ) - このお話大好きで探してました。前に読んでもう一度読みたかったのに作者様とタイトルを忘れてしまって事あるたびに探してたのに灯台もと暗し。裕さんの作品は色々読み返してたのに気づかなくて…見つけたとき震えましたやっぱりまた泣きました。やっぱりチェゴ!! (2014年10月2日 15時) (レス) id: 40b5c1ee80 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 見つかっちゃった( *´艸｀)読んでくれてありがとうございます(^^)こうして感想頂けると、すっごく嬉しいです♪ (2013年3月27日 22時) (レス) id: c0a4915c33 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 今日発見しました!!裕さんｻｲｺー!最初から泣いてしまいました 途中もしかしても一度事故にあっちゃうんじゃとか今度はｼﾞｪｼﾞｭが事故にとか考えたりしたけどホントに良かったぁ〜やっぱりハッピーエンドはいいな(^^) (2013年3月27日 21時) (携帯から) (レス) id: a155ac98dc (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - じゆじさん» じゆじさんもラルク好きでしたかっ！FCにもっ！私は無職になった時に会費が払えなくなり、Cielを途中リタイヤしました（泣）でもラルク好きがいてくれたとは(^^)嬉しいです♪ (2013年1月31日 22時) (レス) id: f70a22d025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2013年1月17日 13時
