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JJ「家に入ろう、A」
記憶がないと言っても、Aは彼女が好きではなかった
なにしろ、Aがこうなったのも
もとはと言えば彼女が原因
僕はAと彼女を接触することを恐れていた
車いすを押して家の中へと向かう
『待ってっ！ジェジュンっ！今日は仕事の話で来たの』
戻ろうとする僕に、彼女はそう言った
「ジェジュンさん？お仕事の話ですか？」
車いすを押す手が止まる
「私なら、一人で戻れます。お仕事の話、してきてください」
JJ「A・・」
立ち止まる僕に、彼女は近づいて声をかけた
『ジェジュンにとっても、悪くない話だと思うわ。Aさんにとっても』
Aに、とっても？
後ろにいる彼女へと視線を向けると
彼女は僕に微笑んだ
『話だけでも聞いてほしいの。お願い、ジェジュン』
戸惑う僕に、Aは
「私はリビングにいるので、応接室で話してください。室内の車いすに乗せてもらっても、いいですか？」
JJ「わかった。リビングまで連れていくから、Aは気を遣わなくていいんだよ？」
「お客様、待ってらっしゃるし。車いすまでで、大丈夫ですから」
JJ「A・・」
僕らの会話を後ろで聞いていた彼女
気が付けば、僕を通り越してAの前に回っていた
『こんにちは。初めまして・・かしら？』
JJ「っ！？」
「初めまして。Aです。ごめんなさい、お待たせしてしまって」
『ふふっ。大丈夫です。時間はたっぷりありますから』
「私はお仕事の邪魔になるので、ここで失礼します。ごめんなさい」
『お気にいなさらないで？彼に大事な話があるの。少し、彼を借りるわ』
「はい」
二人の会話を聞いていた僕は、Aの記憶が戻らないことを願っていた
記憶が戻らないことを願うなんて・・僕は・・
『玄関へまわります。いいかしら？』
JJ「・・どうぞ」
僕はAと一緒にテラスから家にもどると、室内用の車いすに彼女を乗せ換えた
一人でいいと言ったAの言葉を無視して、車いすを押してリビングへ連れていく
JJ「A？何かあったらすぐ呼んで？」
「ふふっ(笑)何もないですよ」
Aをリビングへ残し、僕は玄関へ向かった
ガチャ・・
JJ「どうぞ」
『お邪魔するわ』
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裕(プロフ) - 暁子さん» やんっ♪暁子さんっ！言ってくれたら教えましたのに！(爆)ありがとうございます(^^)嬉しいです♪ (2014年10月2日 16時) (
レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
暁子(プロフ) - このお話大好きで探してました。前に読んでもう一度読みたかったのに作者様とタイトルを忘れてしまって事あるたびに探してたのに灯台もと暗し。裕さんの作品は色々読み返してたのに気づかなくて…見つけたとき震えましたやっぱりまた泣きました。やっぱりチェゴ!! (2014年10月2日 15時) (レス) id: 40b5c1ee80 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 見つかっちゃった( *´艸｀)読んでくれてありがとうございます(^^)こうして感想頂けると、すっごく嬉しいです♪ (2013年3月27日 22時) (レス) id: c0a4915c33 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 今日発見しました!!裕さんｻｲｺー!最初から泣いてしまいました 途中もしかしても一度事故にあっちゃうんじゃとか今度はｼﾞｪｼﾞｭが事故にとか考えたりしたけどホントに良かったぁ〜やっぱりハッピーエンドはいいな(^^) (2013年3月27日 21時) (携帯から) (レス) id: a155ac98dc (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - じゆじさん» じゆじさんもラルク好きでしたかっ！FCにもっ！私は無職になった時に会費が払えなくなり、Cielを途中リタイヤしました（泣）でもラルク好きがいてくれたとは(^^)嬉しいです♪ (2013年1月31日 22時) (レス) id: f70a22d025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2013年1月17日 13時
