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週に一度の診察と二度のリハビリ
その通院に毎回Aを病院まで送り迎えをして付き添う
医師「毎回大変でしょう？」
JJ「先生・・」
リハビリ室の外にある、ちょっとしたサロン
ここでAの帰りをいつも待つ
医師「しかし、Aさんは頑張ってますよ？自分でも少し焦っているようですね」
JJ「焦ってる？」
医師「はい」
カップのコーヒーを持ちながら、隣の椅子に腰かけた医師
僕もまた、手に持ったカップのコーヒーを飲んだ
医師「やはり事故の影響で少し足の回復が遅いようです。でもリハビリを重ねていくうちに、きちんと歩けるようになります。問題ないです」
JJ「良かったです。A・・家ではお風呂に入らないんです」
医師「えっ？」
JJ「もう少し体が動かせるようになってからじゃないと、僕に迷惑がかかるからって」
医師「そうですか」
JJ「・・本当は、まだ僕に触れてほしくないんだと思います」
医師「ジェジュンさん・・」
JJ「僕は夫でも、彼女の中では・・最近知り合った男性」
医師「・・・。」
JJ「わかってはいるんです。でも・・拒まれると少し・・落ち込みます」
肩を落とした僕を、医師は横で少し笑った
医師「ふふっ」
JJ「先生？おかしい・・ですか？」
僕には真面目な悩み事なのに、それを笑うなんて・・
少し腹立たしく思っている僕に
医師「違いますよ、それ」
医師はそう言った
JJ「何が、違うんですか？」
医師「彼女、恥ずかしいんだと思いますよ？」
JJ「えっ？」
医師「こんなカッコいい男性に裸を見られるのが。それに彼女、今痩せていて。自分でも気にしているみたいです。スタイルのこと」
JJ「スタイル？」
医師「ええ。長いこと寝ていたから、筋肉も脂肪もなくなって。何も食べていないで必要な栄養だけを点滴から接種していたから、女性特有の膨らみが何もないって」
JJ「Aが・・言ったんですか？」
医師「はい。とても深刻そうに(笑)」
JJ「Aがそんなことを」
医師「まぁ、いいことです。記憶がないことへのストレスより、恋に目を向けられることができるようになったんですからね」
JJ「えっ？」
医師「期待していますよ。彼女をどれだけ好きにさせるのか」
JJ「あっ」
医師「あはは(笑)それでは」
医師は席を立つと、カップをゴミ箱に入れて歩いて行ってしまった
Aが僕に恋をしている
JJ「恋・・っふ//」
思ってもみなかった医師からの言葉だった
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裕(プロフ) - 暁子さん» やんっ♪暁子さんっ！言ってくれたら教えましたのに！(爆)ありがとうございます(^^)嬉しいです♪ (2014年10月2日 16時) (
レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
暁子(プロフ) - このお話大好きで探してました。前に読んでもう一度読みたかったのに作者様とタイトルを忘れてしまって事あるたびに探してたのに灯台もと暗し。裕さんの作品は色々読み返してたのに気づかなくて…見つけたとき震えましたやっぱりまた泣きました。やっぱりチェゴ!! (2014年10月2日 15時) (レス) id: 40b5c1ee80 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 見つかっちゃった( *´艸｀)読んでくれてありがとうございます(^^)こうして感想頂けると、すっごく嬉しいです♪ (2013年3月27日 22時) (レス) id: c0a4915c33 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 今日発見しました!!裕さんｻｲｺー!最初から泣いてしまいました 途中もしかしても一度事故にあっちゃうんじゃとか今度はｼﾞｪｼﾞｭが事故にとか考えたりしたけどホントに良かったぁ〜やっぱりハッピーエンドはいいな(^^) (2013年3月27日 21時) (携帯から) (レス) id: a155ac98dc (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - じゆじさん» じゆじさんもラルク好きでしたかっ！FCにもっ！私は無職になった時に会費が払えなくなり、Cielを途中リタイヤしました（泣）でもラルク好きがいてくれたとは(^^)嬉しいです♪ (2013年1月31日 22時) (レス) id: f70a22d025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2013年1月17日 13時
