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検査の日から、少しの変化も見逃すことがないように
医師に入院を勧められた
病室に寝泊まりができるよう
個室で僕も一緒に寝泊まりをした
入院３日目
看護師「点滴を替えますね」
JJ「よろしくお願いします。僕、朝ご飯食べてきます」
看護師「あはは(笑)大丈夫ですよ！行ってらっしゃい」
JJ「行ってきます」
病院内にあるレストランで朝食を摂る僕
朝のニュースをテレビでぼんやりと見ながらコーヒーを飲んで病室に戻った
ガラガラ・・
JJ「A？ただいま」
ガラガラ・・
病室に戻り、洗面台で歯磨きをしようと歯ブラシを手に持って
ふと、後ろのAの方へと振り向いた
JJ「A・・？」
初めて瞼を開けてから今日まで
瞳は動くことはなかった
少しの時間瞼を開けたAは、疲れたように数分後には目を閉じてしまう
そしてまた瞼を開けて・・の、繰り返し
今日もAの瞼は開いたけれど、昨日と同じ
瞳は止まったまま
JJ「歯磨き、してくるね」
何も変化のないAにそう告げると
洗面台で歯磨きをし始めた僕
顔を洗ってベッドへと戻ると、まだAの瞼は開いていた
JJ「今日はいい天気だよ？どう？眩しくない？」
顔に日差しがかからないように、そっとカーテンを半分まで閉める
JJ「いつになったらAとお喋りができるかなぁ〜。こんなに天気がいい日に散歩もしたいね。Aと並んで歩く日はいつになるかなぁ〜」
カーテンを閉めながらいつものように独り言を呟く僕は
表情の変わらないAの顔を覗き込んで微笑みかける
JJ「(笑)ねっ？Aっ・・・」
「・・・。」
少しづつ
ゆっくりとその瞳が僕を映す
JJ「Aっ？Aっ！？」
「・・・。」
視線が僕を捉えた瞬間
「A・・・」
彼女の唇が、確かにそう呟いた
JJ「Aっ！僕がわかるのっ！？そうっ！君はAだよっ？君の名前はAっ」
「・・A・・私の・・・名前・・」
JJ「そうっ！Aっ！Aっ！！」
「私は・・A・・」
JJ「あぁぁっ！Aーっ！」
横になっているAを抱きしめる
事故以来、初めて聞いた彼女の声だった
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裕(プロフ) - 暁子さん» やんっ♪暁子さんっ！言ってくれたら教えましたのに！(爆)ありがとうございます(^^)嬉しいです♪ (2014年10月2日 16時) (
レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
暁子(プロフ) - このお話大好きで探してました。前に読んでもう一度読みたかったのに作者様とタイトルを忘れてしまって事あるたびに探してたのに灯台もと暗し。裕さんの作品は色々読み返してたのに気づかなくて…見つけたとき震えましたやっぱりまた泣きました。やっぱりチェゴ!! (2014年10月2日 15時) (レス) id: 40b5c1ee80 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 見つかっちゃった( *´艸｀)読んでくれてありがとうございます(^^)こうして感想頂けると、すっごく嬉しいです♪ (2013年3月27日 22時) (レス) id: c0a4915c33 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 今日発見しました!!裕さんｻｲｺー!最初から泣いてしまいました 途中もしかしても一度事故にあっちゃうんじゃとか今度はｼﾞｪｼﾞｭが事故にとか考えたりしたけどホントに良かったぁ〜やっぱりハッピーエンドはいいな(^^) (2013年3月27日 21時) (携帯から) (レス) id: a155ac98dc (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - じゆじさん» じゆじさんもラルク好きでしたかっ！FCにもっ！私は無職になった時に会費が払えなくなり、Cielを途中リタイヤしました（泣）でもラルク好きがいてくれたとは(^^)嬉しいです♪ (2013年1月31日 22時) (レス) id: f70a22d025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2013年1月17日 13時
