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医師「奇跡です・・。これはもう、奇跡としか・・」
目を開けたAに駆け寄り、すぐにその瞳を覗き込んだ僕は
まだ意識がはっきりとしないような面持ちのAの名前を何度も呼んだ
JJ「Aっ！僕だよっ？Aっ！Aっ！」
瞳を動かすことなく、ただ瞼が開いている状態のような無表情のA
僕の呼びかけに反応しないことに不安を感じた僕は
すぐに医師を呼んだ
JJ「Aは・・？Aは、もう意識を・・」
医師「まだ半分目覚めてはいない状態なのでしょう。しかし、時間をかけて必ずはっきりとしてきます。明日、確認のため検査をしましょう。病院から救急車をこちらへ向かわせます」
医師が帰って少しすると、また瞼を閉じてしまったA
瞼を開けていた間ずっと、その瞳は動くことはなかった
JJ「A・・。良かった・・良かった・・」
夜中、Aの側でずっと手を握りながらその寝顔を見つめていた
信じていて良かった
きっとAは目を覚ます
そして、僕たちの一番欲しかった家族を作っていく
書きかけのあの天使のような子供たちと一緒に
永遠に、幸せに・・
JJ「A？きっとすぐに僕がわかるようになるよ？A・・」
雨もやんで、静かな夜
僕はAのベッドに寄りかかりながら朝を迎えた
翌朝
病院に向かった僕とAは、医師の説明のもと
すぐにAの検査をすることになった
医師「体に異常は見当たりませんでした。脳波も正常ですが・・」
JJ「良かった・・。なにか・・？」
医師「・・今はまだAさんの意識がはっきりとするまで何とも言えませんが」
JJ「はい・・？」
医師「覚悟はしておいてください」
JJ「と・・言いますと・・」
医師「あなたを、覚えてはいないかもしれないという事です」
事故後にも言われたこと
今までのことを何も覚えていないかもしれないと
JJ「僕は・・大丈夫です」
医師「ジェジュンさん」
JJ「生きててくれたことでも感謝をしています。意識が戻ったことも、奇跡だと」
医師「・・はい」
JJ「僕のことを忘れたとしても、僕は彼女のことを愛しています。どんな彼女も、すべて」
医師「・・そうですか」
JJ「はい。また、彼女と恋をします。初めから」
医師「ジェジュンさん・・」
JJ「っは(笑)きっと、僕を好きにさせてみせますよ」
医師「彼女は幸せだ・・」
そう
Aはもう僕だけのものだから・・
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裕(プロフ) - 暁子さん» やんっ♪暁子さんっ！言ってくれたら教えましたのに！(爆)ありがとうございます(^^)嬉しいです♪ (2014年10月2日 16時) (
レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
暁子(プロフ) - このお話大好きで探してました。前に読んでもう一度読みたかったのに作者様とタイトルを忘れてしまって事あるたびに探してたのに灯台もと暗し。裕さんの作品は色々読み返してたのに気づかなくて…見つけたとき震えましたやっぱりまた泣きました。やっぱりチェゴ!! (2014年10月2日 15時) (レス) id: 40b5c1ee80 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 見つかっちゃった( *´艸｀)読んでくれてありがとうございます(^^)こうして感想頂けると、すっごく嬉しいです♪ (2013年3月27日 22時) (レス) id: c0a4915c33 (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 今日発見しました!!裕さんｻｲｺー!最初から泣いてしまいました 途中もしかしても一度事故にあっちゃうんじゃとか今度はｼﾞｪｼﾞｭが事故にとか考えたりしたけどホントに良かったぁ〜やっぱりハッピーエンドはいいな(^^) (2013年3月27日 21時) (携帯から) (レス) id: a155ac98dc (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - じゆじさん» じゆじさんもラルク好きでしたかっ！FCにもっ！私は無職になった時に会費が払えなくなり、Cielを途中リタイヤしました（泣）でもラルク好きがいてくれたとは(^^)嬉しいです♪ (2013年1月31日 22時) (レス) id: f70a22d025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2013年1月17日 13時
