不治の病を患った少女の賢明な時間【暗殺教室】 (ページ21)

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６９話ページ21

「烏間先生がくれるのを期待してたけど、案の定何もなく。プライド高いビッチ先生からは言い出せず……か」

「相変わらずぶきっちょな人だな」

「でも……私達が騒ぎ起こしたのにも一因あるかも」

「……よーし、また俺らが背名押してやろうかね」

？またってことは前にもあったんですかね。
ビッチ先生も欲しいなら言えばいいのに。でも何故烏間先生なのでしょうか？

？？？side

とある国のとある郊外。
逃げる人影をおう人影。

「はぁ……はぁ……クッソッ、何なんだよォ……アイツ……」

角に逃げ込んだ人影の背後に立つ。

「困るなァ、そのデータを持って行かれちゃ。盗みはいけないよ。坊や」

坊やと呼ばれるにはあまりにも歳をとりすぎた中年の男性の頭が吹き飛んだ。
頭の無くなった体からUSBを取り出す。

「ふふっ、待っているといい。僕の人魚喰らい(マーメイドイーター)」

１０月。『人魚の肉』を届けにやってくるよ。