I am -6-

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＊MJ SIDE




なんだろう、デジャブ？朝起きて隣を見たらAオンニの隣にいるでかい人。まぁそれが誰かなんてわかるんだけど。


MJ「ヒムチャニオッパ、起きてください」


HC「んーー？」



意外と寝起きがいいみたいで。そう、今日は愛しのAオンニの誕生日だから、オッパが来てくれたんだよね？だけど、こんな日に限って朝が早い……。五時ですよ。



MJ「おはようございます、オンニのこと起こしてください」


HC「……えー、起こしたくないー」


MJ「なに言ってるんですか、じゃあわたしが起こします」


HC「あーだめー、俺が起こす！」



面倒くさいおじさんだ。どうしてヒムチャニオッパを選んだのか未だに疑問なマンネです。だってアムの名前は聞かないぐらい人気だし、どこに行ってもアムちゃんアムちゃんでみんなから愛されるわたしのオンニ。それなのに、どうしてキムヒムチャン？



HC「いま、失礼なこと考えてなかった？」


MJ「いいえ、滅相もない」



おじさんは、察しがいいみたいで。



とりあえずわたしは部屋を出て、いろいろ準備する。リビングには当たり前のようにソヒオンニがいて、当たり前のようにミイナオンニがいない。



SH「おはよー」


MJ「おはようございまーす」


SH「Aは起きない？」


MJ「はい。あ、オッパがいました」


SH「来てたんだ。五時起きなのに。」


MJ「はい。五時起きなのに。」



ダンっっと大きな物音が聞こえたので、ミイナオンニが起きたんだろう。すぐにリビングの扉が開いて、ものすごい頭のミイナオンニがやってきた。



MN「絶対人いる！」



朝起きて第一声がそれですか？絶対ミイナオンニの頭のねじ何本か外れてる。



SH「オッパ」


MN「あーね。」


ソヒオンニはすごい。すぐに理解して大人しくさせるんだもん。わたしもそろそろAオンニの言ってることを理解したい。




MN「え、Aまだ寝てるの？」


MJ「オッパに起こしてって言ったんですけどね」


MN「いっしょになって寝てるんじゃないの」


MJ「そうかもしれないですね、みてきます」



部屋に戻ると、案の定オッパは寝てた。つかえないなぁ。




MJ「オンニ、時間ですよ」



それだけ言うと、オンニの目がぱちっと開いて(珍しい)むくっと起き上がった。



『……なんでいるの。』



隣を見てぼそっと言うオンニ。多分まとわりついてる腕が鬱陶しかったんだろう。機嫌が悪いみたいだ。

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