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隣にチャニオッパがいるって、すごく幸せ。
あたしがオッパにぎゅーって横からしがみついてて、オッパは一定のリズムで頭を撫でる。温かいオッパの手が気持ちいい。あぁ、なんて幸せなんだろうか。さっきまでは絶望の片隅にいたっていうのに。別に何もいらない、欲しいものなんてないんだもん。でもね、たったひとつ。
オッパが隣にいればいいんだよ。
HC「、明日早いんだろ?」
『オッパオフなんでしょ。』
HC「え。何で知ってんの」
『デヒョニオッパに聞いた』
HC「……まじ。」
『……何?用事でもあるの?』
HC「え!用事、あるっちゃあるけどないっちゃないよ」
『なにそれ、わけわからないよ。でも今日は期待しておく。もうオッパに会えただけでいいもん。忙しいらしいから、帰ってくるの日付変わっちゃうかもしれないし。』
HC「夜、会えたらいいな」
『……うん、頑張っても終わらないかもしれないけど。』
何の仕事があるのか把握してないから、なんとも言えないけど。そう考えてたら、急にオッパが立ち上がって、歩き出した。
『どこいくの?』
HC「何でそんな顔するんだよ、ただ歩いただけだろ?」
はは、と笑ってキッチンに入ってマグカップを手にしたのが見えた。あぁ、帰るのかと思った。まるで自分の家のようにコーヒーをいれて、今度はキッチンのカウンターらしきところで立って飲んでいる。……何で、こっちこないの?
HC「A、オッパ穴あいちゃうよ」
『あけばいいよ』
HC「ひどいなー、」
湯気が出てるマグカップをコトっと、置いてポケットから何か取り出した。
『ん?』
HC「プレゼント」
『え、あたしに?』
HC「他に誰がいるんだよ。」
『…あ、ありがと、』
HC「喜べよー、ほら中見て!」
貰ったのはあたしのほうなのに、何故かあたしよりも喜んでるチャニオッパを見ながらその箱を開けた。中に入っていたのは、ピンクゴールドのリングだった。
『これ、、』
HC「じゃーーん!オッパとお揃い!」
オッパは色違いでシルバーリングをはめていた。
あたしが好きな、ハワイアンジュエリーで、これは、スクロール。
……知ってたのかな、これの意味。
あは、泣けてきた、だってオッパ似合わないもん
こんなキザなやり方
HC「永遠、」
『オッパ、きもいよ』
そう言いながら、涙が止まらないあたし。
スクロールっていうのは、波のことで、
寄せては繰り返す波は永遠を表すの。
HC「永遠に、一緒にいよう」
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もも - 更新ありがとうございますッ!!1日の楽しみが増えました!!笑 ひむかっこいい!!! これからもお応援してます!^^ (2015年3月29日 0時) (レス) id: 9e42cfe70c (このIDを非表示/違反報告)
もも - ひむー!やばいです!キュンのオンパレードです!!!笑 更新ファイトです^Û^♪ (2015年2月1日 21時) (レス) id: b31da3fd9f (このIDを非表示/違反報告)
みんあ(プロフ) - joyさん» わーーーありがとうございます!!じゃあ頑張って更新しなくちゃいけませんねっ!笑 これからもよろしくお願いします〜! (2015年1月12日 23時) (レス) id: 609d037766 (このIDを非表示/違反報告)
joy(プロフ) - 凄く面白いですー!!!更新通知が来るたびにニヤニヤしてます笑 (2015年1月7日 0時) (レス) id: 56319591c3 (このIDを非表示/違反報告)
みんあ(プロフ) - じあさん» あー、そうなんだね!!USJいいねっあたしも行きたいよ〜。あたしの方は、中学が京都と奈良が普通だよ、高校は北海道か沖縄かだなぁ。私立じゃないから笑 (2014年12月16日 2時) (レス) id: 609d037766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんあ | 作成日時:2014年11月27日 3時