I am -6-

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『ただいまー』


MJ「おかえりなさい、あれ、Aオンニ早かったですね？」


『うん……いろいろあって帰ってきちゃった』




せっかくのオフだし、久しぶりにチャニオッパに会えたっていうのにあたしは一体何をしてるんだろう。
あたしがこんな意地を張らなかったら、今頃こんなどんよりした気持ちで宿舎に帰ってこないだろうに。




『……幸せそうだねミンジュ』


MJ「はいっ隣のおばさんにしあわせバター貰ったんです！それもひと箱も！食べましょうオンニっ！」


『ぬおっ噂のしあわせバター！』




今大人気のしあわせバターが大量にあるではないかっ
なんだあたしの心の中のモヤモヤがこんなにも一気になくなっていくとは！

パクパクと食べながら映画を見てるミンジュが一時停止を押して、あたしの方に体を向けた。




MJ「喧嘩でもしたんですか？」


『え？』


MJ「だってヒムチャニオッパとご飯でも行くのかと思ってたらこんなに早いから」


『あー…ミンジュひとりでご飯食べるのさみしいでしょ？だから帰ってきてあげたの〜』


MJ「……嘘つき。何があったんですか……」



朝、大事そうに抱えてたその大量のDVDの映画
そんな映画しかもクライマックスを一時停止してまであたしの話を聞いてくれるっていうマンネ

あぁ、うちのマンネ、もう誰にも渡さない！←




MJ「とりあえず、ジャケット脱いだらどうですか？」


『ん、部屋行かない？オンニたち帰ってきたらめんどくさいから』


MJ「はい、じゃあこれ２袋持っていきますね」


『よしきた』




隣のおばさんからもらったそのしあわせバターをふたつ抱えて、部屋に入る。
化粧を落とし、部屋着に着替えて、ベッドの上にダイブ




MJ「オンニたち、喧嘩したわけじゃないでしょ」


『なんでそう思う？』


MJ「だって喧嘩したときいつもオンニ怒ってるじゃないですか、でも今は落ち込んでる」


『……そうだねぇ、そうだねぇ、うん』


MJ「オッパに何かされたんですか？」


『別に何もされたわけじゃないよ、あーミンジュ聞いてくれる？』


MJ「もちろん」





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