I am -6-

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可愛らしい店内に入り、キョロキョロと見回す。


「何かお探しですか？」

『あー、男の人でも食べれそうなものってありますか？』

「こちらのケーキは甘さ控えめで作られてるので、男性の方でも食べれますよ」



あー、美味しそう。どれもこれも美味しそうだ……
でも撮影してるとこにケーキなんて持ってったら負担になるかな？

いろいろ悩んだ末、自分用にケーキを何種類か買って(←)
みんなの分でいろんな形でいろんな色のドーナツを買ってった。


駅について、不安ながらも電車に乗って、降りる
電車って行ったことないからどうやって行ったらいいかわからないんですけど。タクシーに乗ろうと思ったけど、お金がもったいないので歩きでいくことにした。

スマホのナビではもう少しなんだけどなぁ。



「すみません、」

『……あ、はい』

「もしかして芸能界なんて興味ないですか？」

『……ないです(芸能人なのにスカウトされちった)』

「でも、お姉さんすごい綺麗だから絶対売れると思うんですよね！」

『ごめんなさい、急いでるので(いや既に売れてるんです)』

「待って待ってお姉さん少しだけ話そう！」

『いや、本当にいいです(え、何で追いかけてくるの。)』



もう怖くなって全力疾走！
なんとなく走ってきたけど、目的地到着。

あ、あのスカウトのおじさんありがとう

息切れしながら中に入った。
入口のところにビエピのマネいてよかった




「今日オフだろ？」

『オフなのにわざわざ来てあげたんです。あ、これ差し入れです』

「うおっ、お前差し入れとかできるようになったんだな！って、こっちは？」

『こっちは残念ながらあたしのです』

「こっちの方が高そうな箱に入ってるんですけど」

『気のせいですよ』



そんなやりとりをしながら、スタジオに案内してもらった。
パシャパシャと音が聞こえる。


今撮影してるのは丁度ヨングクオッパとヒムチャニオッパみたい。
すぐ横にひたすらスマホをいじってる四人がいる



『おいこら』


DH「うわっ！！！！」


ZL「あれ、Aぬなだ。」


YJ「ん？ｗｗｗなんでいんのｗｗ」


JU「ヨンジェヒョンの負けですよ」


『…ムンジョンオプ！』


JU「あれ、Aだ」



四人の隣にあたしも座った。

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