BATTLE OF TOKYO 〜未来のTOKYO〜

3話「砂漠地帯」 ページ4

私はこの光景に何とも言えず、ただ固まっていた。

「ど、どこ？何で砂漠に………？」

後ろを振り返ると、バビロニウムは無くなっていた。

(((え、ええええ？！)))

ワケもわからない状態に置かされ、立ち尽くしかなかった。

「とりあえず、落ち着くしかない。」

何が起きたのか少しづつ整理すると、「バビロニウムが現在に突然出現した事」と「バビロニウムによって私は何故か砂漠にいる事」が、何か関係があると思った。

砂漠の先には、うっすらと街らしき物が見える。

「あそこまで行けば、帰れたりするかも！」

私はそう言って砂漠の先を目指した。



しかし、砂漠は乾燥してて暑苦しく、喉が少しづつ潤いを失っていった。

(((ヤバい、東京より暑い………！)))

足はフラフラともたついてきて、目もボヤっとしてきた。

このままでは時間の問題、限界だ………

そう思った途端、視界が真っ暗になった。

4話「工場跡地」→←2話「帰れない？！」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す