旅行へGO!〜旅館編 ページ1
ーーー場所は変わり男子部屋
兎「やっぱ畳っていいっすねー!あ、枕投げでもしときます〜?」
裏 熊「「しない。」」
池「えっ」
裏 熊「「えっ」」
裏 熊 兎(((まさか枕投げに憧れが…?)))
兎「じゃ、じゃあ怖い話大会とか。旅館でお泊まりといえば定番っすよね!」
裏 熊「「しない。」」
池「えっ」
裏 熊「「えっ」」
兎「も、もしかして池照くんって修学旅行とか行ったこと無い…?」
池「はい…いつもその頃はコンクールがあって参加できなかったんです。」
しょんぼりとする池照に兎原はあわててフォローする。
兎「と、とりあえず温泉行きましょ!温泉!!はい、浴衣!」
池照「ありがとうございます。」
裏「……そうだな。車内で無駄に疲れし。」
熊「じゃあ用意してさっさと行くか。」
******
温泉、女湯
詩「んーっ!広くて気持ちいいわねー!」
『温泉が身にしみますねぇ…』
辺「あははっ、走井さん渋いわー!」
『ふふっ、そうかもしれないです。あ、良ければ遠慮なく名前で呼んでくださいね!』
辺 縁「「りょうか〜い!」」
浴場は女4人で入っても足が伸ばせしても余るほどの広さだ。最近忙しくて、暫くシャワーしか浴びれなかったAはとっぷり肩まで浸かっていた。
詩「彼氏のお世話からも離れられて楽だわ…」
『相手の方は家事とか苦手なんですか?』
詩「そんな事は無いんだけど…今回旅行に行くって言ったら、『俺の飯は〜?!』って言われて。2日間位1人で何とかしろっての。」
縁「詩乃さんの彼氏さんって関西弁ですよね。良いなぁ〜。」
詩「全然良くないよ!?うつるし。」
辺「カヨちゃん関西弁が好きなら兎原君は?確か京都出身だよ?」
『そうなんですか!?ちょっと意外です。』
辺「あの見た目だと京都っぽく無いもんね。」
詩「悪い人では無いんだけどねー…」
縁「…ちょっと…クズだからねぇ…」
『…兎原さんってそんなに…酷いんですか?』
詩「そっか、Aちゃんはまだ兎原君とそこまで会う機会ないしな〜」
縁「そしたら今度女子会しましょう!Aさんに他のメンバーも含めて色々な情報教えますよ!」
詩「それ良い!今日さっそくうらみちお兄さんの良いネタ仕入れたばっかりだし!」
縁「何ですか〜!?勿体ぶらずに今聞きたい!!」
詩「後でゆっくり話すけど、掻い摘んで言えば……お酒が入ると男になるのね…」
辺「何それ!詳しく!」
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作者名:水無月(みなづき) | 作成日時:2023年9月4日 13時