【刀剣乱舞】キスしちゃダメ！

＊ ページ41

長い廊下を歩いて、曲がって進んだその先に



粟田口 と書かれた表札を見つけた




『もしかしてここ？…うわぁ、なんか本当思うけど、この本丸って広いんだな』


清「うん、そうね。ていうか主は馬鹿だからすぐ迷子になりそう」


『オイ、私の扱い！怒 ってか今…主って』


安「ひとまず、だよ。まだ認めてないけど。呼び方は 主 だから」


『ふーん……それはどうも、大和守安定さん』


安「……その呼び方やめてくれない？安定でいいよ」


清「俺も。清光でいい」


『謎のこだわり…ｗ』←地味にツボに入ってる


安「首落とすよ？」


清「とにかく入ろうよ」



トントンと部屋の扉をノックする清光(←慣れないなぁ、この呼び方…)




でも、中から返事はない




清「…誰もいない？」



清光が部屋の中をちら…とのぞく



清「いないみたい、庭にいるのかも。」


『え。私たち、庭から来たよね？』←


安「庭はあそこだけじゃないよ、他にもあるから」


『何この屋敷……』


清「本丸ね。これくらい普通でしょ」


『うちは貧乏だったんで、その辺の感覚とかわかんないの！怒』




ぎゃーぎゃー！と言い合ってると、後ろから誰かが来る気配がした







「………何をしていらっしゃるのですか」

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