【刀剣乱舞】時間遡行軍に愛された少女 ＊完結＊

＊ ページ27

『いやあああああああああああああ！！！！！！』









Aちゃんの声が戦場に響いた







彼「…Aちゃん！？」





僕は驚いて、目の前の敵を斬りつけると、



Aちゃんのほうを振り向く








な「…っ！A！！！！」




僕より先になずなが駆けつける






薬研も反応したけど、なずなが行ったのを見て、ホッと息をついた





なずなは真っ青な顔をして、うずくまるAちゃんを抱える







な「A…！」






なずなに抱えられて安心したのか、息切れしながらもゆっくり目を開けたAちゃん。




でもまだ視界がぼやけてるようだ





Aちゃんはなずなに一旦任せよう…！









僕は、なずなとAちゃんのぶんの敵代わりにを斬りつけていく








でもかすかに聞こえたAちゃんの声。






『……いち兄…？』







その声に僕は振り向いた





“いち兄”？








その言葉になずなが目を見開いた








な「…………っ！」






『いち兄だよね…？』






それだけ言ってAちゃんはまた目を閉じた








…どういうこと？

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