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壱/第二話 死の世界に通ずる道の理 ページ3

私はまふについていくことにした。ここのこと何も知らないしそれが一番安全な気がするから。


「ここには君が”本気”で望まない限り危険が訪れることはないよ。」


『まふは私が考えてること丸わかりなの?』


よく考えたらさっきまでの会話、私が考えてる疑問を答えてた。


心が読めちゃうのかな?


「まあね。言ってしまえばボクの存在も君が作り出してるといっても嘘じゃない。君が望む容姿、性格、年齢。そんなのからできたのが僕だよ。」



私が望むもの?



「言ったでしょ。君に強い思いがあるからこの世界は雪なんだ。この世界に何もないのはほかでもない”君”が望んでいるから。」


私が望んでたらそうなるってことは…


『ならもし、孤独が嫌いで独りぼっちが嫌な人ならこの世界にはたくさんの人がいるっていうこと?』


簡単に言えばそういうことだよね。


「まぁ、極端に言えばそういうことになる。元々、この世界は”無”なんだよ。何もない心の中。」



なにも、ない…。

少し怖いと感じてしまった。”無”の世界って想像したらすごく怖い。



「宇宙の誕生でビックバンっていうのがあったの知ってるよね?」


ビッグバンがある前は何もない無の世界が広がっていたんだっけ?
ビッグバン後は星とか銀河が次々に作られていった感じだったっけ?


「それと同じ。もともとこの世界には何もない。」


「でも、ある何かが引き金になってこの世界が生まれる。それが人間界の中では人が死ぬ間際。その人が生前どんなことが印象的かによってこの世界のすべてが決まる。」



「それがこの死の世界へ通ずる道の(ことわり)


なんとなくわかる気がした。
いろいろ複雑なんだな。世の中は。


そんな難しいルールでこの世界はできてるのか。


「何かこの世界についてでも、僕のことについてでも何でもいいけど質問とかある?答えられる範囲なら話すよ?」


質問ない?って聞いてくれたのはありがたかった。
なかなか自分の意見をポンポン言えないからさ。


『まふは……まふの頬についてるバーコードって何か意味があるの?』


少し疑問に思ったことがあったけどその質問は飲み込み別の事を聞いてみた。



「これは…ボクの名札みたいなものかな?」


名札…?
バーコードが?

壱/第三話 生きる意味がある世界→←壱 /第一話 雪の世界


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華奈(プロフ) - みぃさん» 遅くなりすみません、読んでくださってありがとうございます、感動していただけて嬉しいです! (2019年9月28日 14時) (レス) id: e9673d1453 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - これを見た時、心が動かされました!!私も色々あってとても辛い時に見まして、勝手に涙が溢れて来ました。この物語を作って下さってありがとうございました(^^) (2019年8月25日 11時) (レス) id: 1278da2542 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 訳)I was saved in your smil 私はあなたの笑顔に救われました Happy Birthday Mr' mahumahu 誕生日おめでとう まふまふ! I'm really happy that you here ここに居ることを本当に嬉しく思います 勝手に訳してすみません (2019年8月25日 11時) (レス) id: 1278da2542 (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 心愛さん» それは良かったです!ありがとうございます! (2018年11月30日 23時) (レス) id: c9d3152c02 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - とてもよっかたです! (2018年11月30日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華奈 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年9月12日 23時

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