8話 来なけりゃよかったpart2 ページ8
無事なんとか二次試験会場まで到着した。
湿原地帯は流石にスケボーが汚れると思い自分の足で走ったが、なんとまあ遅いこと。
分かっていたけど！
最初より人数が大幅に減った気がする。
だが私より足が遅い人はいなかったであろう、
皆途中で脱落したり、死んだり…
皆雑魚すぎないか？
まあ大体念能力は使えないだろうから当然といえば当然か。
そして
なんと
A『誰だよ仕組んだ奴』
二次試験は料理。
走るといい料理といい。
私を落とす気満々か。
言わずもがな、私は料理の腕は皆無。
料理ゲームでさえプレイすれば炭になる。
とある、ママと料理をするゲームで、私はハンバーグがひっくり返らずハンバーグとママの顔面を焦がしたことがある。
ママは満面の笑みだった。
また、ポテトカッターをぶっとばしまくったこともある。
何年か前に、(現実で)ホットケーキを作ろうと試みたときも、油を湖かと思う程入れてしまい、パクに呆れた目で「もう私がやるわ」と言われてしまった。
こんな私に合格しろと？
イカれている。
もういいや、諦めよう。
脱走ならまだできる。
金は生産できるのだから、どこかに泊まればいい。
寿司は分かるが到底作れない。
私に握れと？
握れと！？
完全に諦めた私は、何かが起きるまで様子を見ることにした。
…うーん、皆寿司じゃねえじゃん。
寿司知らないのか皆。
知らなくて作ってる奴と、知ってて作らない奴。
ワロス笑笑。
あんなゲテモノを美食ハンターに持っていく勇気が凄い。
私が言えることでもないが。
暫くすると、試験官さんの大声が響いた。
どうやら試験が終わったらしい。
合格者が誰もいないままで。
なんだこの試験。
いいのかこれで。
そしていちばん恐ろしいのがヒソカさんの殺気。
うー、怖い(棒)。
死人が出る前になんとかしなければいけない気がする。
私が(ない)頭で考えを巡らせていると、大きな音をたてて頭上に飛行船が現れた。
そして、明らかに他の誰よりも強いであろうオーラを持つ老人の人(←)が降りてきた。
会長っぽい。
その会長らしき人の提案により、試験内容が大幅に変わった。
なんか、下にある卵を取りに行くらしい。
なんていったかな、クモワシ？
そんな感じの奴。
料理じゃなくてほっとした。
ほっとしたのに。
＊＊＊
能力�，�金生産可能
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作者名：ゴンクラ命の荒川白希 | 作成日時：2023年3月17日 13時
