32話 viaさまオタク ページ32
A『そういえば、最近やってた例のネットのくじの』
ミ「あれだろ!?オレ推し出してきたぜ!!」
A『は!?いいな羨ましい!!私なんてハンター試験受けに行ってたからお目にかかることすらできなかったというのに……!!』
ミ「ふふん、まだ未開封で部屋に置いてるぜ。それよりA、この間頼まれてたヘッドホンの改良、やっておいたぞ。音質えぐいから気絶しないように気を付けろ」
A『やー!!!!!ありがとう!!!!!』
私は世に言うオタクである。
ミルキと繋がった理由もそこだった。
アニメやゲーム等は普通程度。
私には、仕事より優先させてしまう程愛を注いでいるアーティストがいる。
A『んふふ、これでviaさまの声が私の頭の芯まで通るぞ。脊髄破壊されたらどうしよう♡♡』
「via」さま。
最近は声優なんかもされているアーティスト。
viaさまの魅力といえば、まず顔が綺麗なところと透明度が高くて透き通っているのにも関わらず頭から抜けることのない美しい歌声となに着ても似合うところとトークが面白いところと上目があざとくて可愛すぎて内蔵が爆発するところと写真写りが良すぎるところとMVの動き仕草が一つ一つかっこいいところと以下省略。
全人類に好きになって欲しい程素敵な人だ。
同担が増えるのはちょこおっっっっっっとだけ嫌だけど。
イ「やあA、また勝手に入ってきたんだね」
A『あ、イルミんだ。そう、私イルミんに聞きたいことがあったんだよね。バイバイミルキ』
ミ「またヘッドホンの感想聞かせろよ」
イ「なに、オレに聞きたいことって」
A『いや、私早く帰らないといけなかったのに他の3人に連行されてさあ。そうだ、キルア君どうなった?』
イ「キルなら独房にいるよ。ま、当然の報いかな。なに、キルに会いに来たの?」
A『私連れて来られたんだって。というかイルミんもさ、あのレベルの束縛はちょっと怖い』
イ「Aたち兄妹も大して変わらないと思うけど」
A『あ、あとさあ』
A『ヒソカさん、私のことなんか言ってた?』
イ「うーん、特には。あ、「本当に面白くて食べちゃいたい子」とは言ってた」
A『……』
絶対に背中は預けられない。
そう思った。
***
オリキャラ→via(ヴィア)
アーティストです。
容姿などはご想像お任せしますが、髪の色は薄ピンクでお願いします。
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作者名:ゴンクラ命の荒川白希 | 作成日時:2023年3月17日 13時