初カレシはカノジョ持ち。R.Hashimoto

story.26 ページ26

その後家に1度帰って浴衣に袖を通した。


淡い青に紫や白の花が入った浴衣だ。




「…ネックレス、しようかな」

さっき貰ったネックレスはそのままで。



こんなこと思いもしなかった。
好きな人と、好きな友達と花火にいく夏なんて、きっと春頃の私は想像もしてないだろう。





楽しみだ。




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ





「…？はーい」







橋本「来ちゃった」



ふにゃっとした笑みを見せられたらもう何も言えない


橋本「まだ、準備中だった？」


「ううん、もうほとんど終わったよ！」









橋本「いいね、浴衣。いつも可愛いけど、、もっと可愛い」







こういうこと、サラッと言えてしまうからこの男はズルい…




「…ありがとう」



橋本「ふふっ照れてるの？」


「違う！！！」

橋本「はいはい笑 いこっか」

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