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そして、日向と出会う。私が影山君と一緒に体育館を出て階段を降りた時、日向がやってきた。あ、原作が目の前に。そう少し興奮していた。が、原作は私の所為で歪んでいた。いや、プラスでもマイナスでもなんでもなく。
「あっ、”お姉ちゃん”だ」
ん？ 日向にそう言われた時、正直何が起こったか分からなくて、取り敢えず影山君のかかとを踏んだ。影山君は私を叩いた。オウケイ、これは夢じゃない。なら、なんで日向が皆からの呼び名を知っているんだろう。私は、日向に問いかけてみた。すると、答えは直ぐに返ってきた。
「噂だったんだけど、お前、なんかいっつも王様に付き添ってたってところから、王様のお姉ちゃん、ってなったらしくって、それで、なんか誰かが、王様のって要らない‼︎お姉ちゃんは俺のなの、なんか言って、もうお姉ちゃんって省略されたとか」
うん、日向噛まなくてよく言えたねそんな長い文。そんな言葉を言いかけたが、止めた。私、この場だったら名前知らないからね。危ない危ない。と、私が心で思っている時、影山君が隣で、それ及川さんじゃねぇか、なんて呟く。うん、察しはついてたからそれは触れないで。私は、日向にそっか、と言って背中を向けた。
「私、御手洗Aだから‼︎またね」
「あ、っ。俺、日向翔陽‼︎・・・またね？」
私は影山君と歩き出した。その頃、近くでその話を聞いていた人物がいた。目元にほくろ、髪色は白に近い銀、服は闇のような黒。男だ。そんな男は、さっていく二人を優しく見つめていた。
「王様・・・。流石良き司令塔、影山飛雄。みんなから呼ばれる名前にセンスあるなぁ。あ、そう言えば隣にいた女の子、凄い噂流れてるよなぁ。本人気付いてないのかな」
「スガ、何一人で喋ってんだ」
「いや、あの”お姉ちゃん”って呼ばれてる子、有名な子だべ？
チームを支えた土台、愛されるお姉ちゃん、みたいな_」
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タピオカ - とっても面白い話ですね！更新頑張って下さい、応援します！！後、絵上手ですね。 (2015年8月9日 19時) (
レス) id: 0a3913c90e (このIDを非表示/違反報告)
三夏桜（ミナツサクラ）(プロフ) - 月葉さん» コメントありがとうございます！続編でも全力で執筆していきますので、最後までお付き合い宜しくお願い致します(*^^*) ご指摘等はご遠慮なくお申し付けください！ (2015年8月9日 10時) (レス) id: cf89339552 (このIDを非表示/違反報告)
三夏桜（ミナツサクラ）(プロフ) - ちぃさんさん» コメントありがとうございます！これから早速執筆してまいりますので、最後までお付き合い宜しくお願い致します(*^^*) ご指摘等はご遠慮なく！ (2015年8月9日 10時) (レス) id: cf89339552 (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - もちYesです!!続編決定おめでとうございます！かげながら応援してます!! (2015年8月9日 10時) (レス) id: 1e1c7e4592 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃさん(プロフ) - 続編気になります！頑張って下さい！ (2015年8月9日 7時) (レス) id: 36a0358ae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三夏桜
| 作成日時：2015年7月29日 16時
