コンサート ページ9
あれから何かというと二宮さんがほっぺたを触ってくる。
う〜ん…まだ丸いからってことなのだろうか…
複雑。
でもおかげで、それを見て櫻井さんたちも笑ってくれるようになって…
ちょっと感謝だな〜。
＊
＊
＊
今年も国立でコンサート開催が決まり、今回はあたしも裏方から見れることになり、さらにちゃんと支えられるように…と気合が入る。
＊
「お疲れ様で〜す！」
リハ終り、みなさんにタオルを渡したり、水を渡したりするのが日課となった。
「ありがとう」
と言ってみなさんが受け取ってくれる。
去年はこれすらも許されなかった…
こうやって笑顔を見せてくれることに、どんなに感動してることか…
な〜んて浸ってるのをさっそく二宮さんに見つかる。
和「何にやにやしてんの？きもちわる」
「あ…いや〜…すいません…つい。皆さんがかっこいいものですから」
なんて素直につい言っちゃって(笑)
翔「ははっつ！何それ？」
なんて櫻井さんにも笑われちゃう始末…。
あ〜こんな雰囲気…好きだな〜な〜んて笑ってると…
潤「Aさん、ちょっと来て」
松本さんから声がかかる
「は、はい！！」
やっぱり松本さんとはちょっと緊張してしまう…
話した内容はただこれからの時間的スケジュールの確認だけだったのに、どうにもこうにも…
はぁ…緊張した…
和「…な〜にため息ついてんの？」
と後ろから二宮さん。
「二宮さん…。いえ、なんでもないです」と笑顔でかえす。
和「そ？ならいいけど…あんまがんばりすぎないようにね〜」
なんて言いながら手をひらひらさせて行ってしまう。
二宮さん…………ありがとう。
＊
＊
コンサートが始まると、一気に緊張感が増す。
個人のマネージャーさんと連携をとりながら、皆さんのサポートを強化。
あたしもバタバタとしてて、コンサートを楽しむ余裕はなかった。
最終日。
開演直前に、メンバースタッフ全員で円陣を組む。
全員で掛け声をあげて拍手が起こる。
胸の高鳴りは最高潮。
「よし」と気合を入れて、あたしも裏側に行こうと駆け出した時…
潤「Aさん！」
「松本さん…？」
潤「今日で今年の国立は最後だから…Aさんも楽しんでね！！」
満面の笑みで…そう声をかけてくれた…！！
今までのことがあるから、まさかこんな風に声をかけてもらえると思わなくて…
始まる前だというのに…
…涙があふれてしまった…
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらさく(プロフ) - にーのさん» ぜひ楽しんでください(*^o^*)コメントありがとうございます (2016年1月3日 15時) (
レス) id: db35f12c0b (このIDを非表示/違反報告)
にーの(プロフ) - 偶然見つけて！新年か、楽しませていただいてます。 (2016年1月3日 13時) (レス) id: ac54574291 (このIDを非表示/違反報告)
ピクミン - いちさんって誰ですかー？ (2014年10月29日 9時) (レス) id: c2ce8b5b5d (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - みゅうさん» ありがとうございます！まだまだ駆け出しで…残念ながら誤字脱字が目立ちますが…
どうかこの先も後愛読いただけると嬉しいです(*^_^*) (2014年8月4日 14時) (携帯から) (レス) id: b3d64df613 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう - えと最近読み始めたばかりなんですけど凄く楽しませていただいています！ これからも他の小説を書くとしても頑張って下さい(>∀<)/°↑↑ 応援してます●∀<*♪ (2014年8月4日 14時) (レス) id: 149fb3c077 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらさく
| 作成日時：2014年6月27日 21時
