【虐殺募集企画】ヴォイド戦記

【世界観】 ページ2

『魔法』
自身の血液、植物や石といった自然物、魔方陣と呼ばれる特殊な回路を用いる技術。元々は神から与えられた秘密の技術であり、過去では他国でも用いられていたのだが、現代まで受け継いできた国はクルカムしかなかった。そしてそのクルカムも今は滅び、魔法という概念を知る人間はいるものの、実際に魔法を使える人間はほとんどいない。

魔法は直接的な攻撃力は持たない。相手の攻撃から身を守ったり相手を封じ込めたりする結界や、怪我の治癒が可能。材料を揃えればゴーレムのようなものも作り出せる。


『魔法使い』
魔法を使える人間。クルカムではいわゆる国家公務員として雇用された。魔法の使用や新たな開発が許されていたのは魔法使いのみ。

世襲制で、魔法使いの一族は貴族として扱われた。いつも黒い装束を纏う。黒髪や黒目の人間は特に優れた魔法使いになれるとされ、魔法使いの一族の多くは黒髪もしくは黒目、あるいは両方併せ持っていた。


『聖職者』
黒教の聖職者。聖騎士団の主人でもある。黒教の熱心な信者で構成されており、聖騎士や民草のために道具に魔法の力を込めたり、説法を説く事が仕事。魔法使いの一族のみがなれる。クルカム人の中でも特にヴォイドを嫌悪している。


『聖騎士』
魔物や悪魔を屠る騎士。黒教の熱心な信者で構成されており、魔法使いにより魔法の力が込められた鎧を纏い、神聖な武器を手に戦っていた黒教の名誉ある剣。また、異教徒の拷問や処刑も担当していた。

魔法使いと異なり、信仰心と実力さえあれば平民や貧民でもなる事ができた。そのため、魔法使いのような黒髪や黒目の者は少ない。


『聖騎士団』
聖騎士の団。一つの団に複数の隊が存在している。しかし聖騎士団のほとんどが全滅しており、辛うじて残っている最後の一団も機能崩壊寸前となっている。


『ルワーノ聖堂』
黒教の聖人の一人、ルワーノの名を関する聖堂。クルカムのはずれに存在する聖堂である。朽ち果ててぼろぼろであるが、悪魔討伐の本拠地。駐屯する魔法使いや聖職者の作った結界により魔物の侵入は阻まれており、外よりは安全。

元々大きな聖堂。聖堂というよりは、聖堂の役割も持つ砦といった方が正しいだろうか。悪魔がまだクルカムを滅ぼしてなかった頃に建てられた建物で、そこかしこに悪魔や魔物を殺すための道具が置いてある。

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