【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属 (ページ37)

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第36話ページ37

NOside

ナツメ「ごちそうさま～！意外にペロッといけちゃったよ」

A「美味しかった～♪」

アキノリ「食った食った～！」

アキノリ「…あぁ～！食べ残さないともったいない
男は出てこないんだった…」

ナツメ「そうか…！トウマは？」

ナツメがトウマの方を見ると、
トウマはれんげを持って綺麗にラーメンを食べていた。

トウマ「…ごちそうさまでした」

アキノリ「んん～？」

トウマ「何？」

アキノリ「それって普通サイズ？」

トウマ「そうだよ」

ナツメ「も～！これじゃ調査にならないじゃない！」

トウマ「だって僕、元々少食だし…」

トウマ「…ケースケのラーメンは？」

アキノリ「あぁ！」

ナツメ「そっか！」

ケースケの方に視線を移すと、
かなり苦しそうにラーメンを食べていた。

ナツメ「無理しないで残したら…？」

A「流石にケースケ君には厳しかったかな…」

ケースケ「ぜ、全然食べられるし…」

ナツメ「確かに。全部食べないともったいない男が
来ちゃうもんね～」

ケースケ「そ、そんなのいるわけないし！」

ナツメ「だったら残しても大丈夫じゃない？」

ケースケ「…ま、まぁ食べすぎは体に毒だし？今日はこの辺にしとこうかな～」

そう言ってケースケは箸を置いた。
すると…

『もったいな～い…』

ケースケ「っ！？」

A「……」

『もったいなぁ～い…』

ケースケ「うわぁっ！？」

ケースケ「ね、姉ちゃん！あっちの席に変なのがいる！」

ナツメ「え！？」

ナツメ達はケースケが指をさした方を向くが、
そこには誰もいなかった。

ナツメ「…誰もいないじゃない」

ケースケ「え…。な、なーんだ…ただのみまち…」

ケースケが安心するように下を向くと、もったいない男はそこにいた。

『もったいな～い…』

ケースケ「うわあああっ！！」

3人「え？」

ケースケ「そ、そこ！テーブルの下！」

ナツメ「…何も見えないわよ？」

ケースケ「いやいやいや、いるって！きっともったいない男だよ！」

すると、もったいない男がまた姿を現した

ケースケ「トウマ、アキノリ！後ろ！」

アキノリ「？…何も見えないぞ」

トウマ「ケースケにはもったいない男が見えてるのか…？」