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今日もお日様はあったかいですね〜
そのおかげで歩きながら寝れそうです
『はぁー眠い』
昨日は普通に寝たのだけれど今日は寝坊で散々
その原因は通知ラッシュ
あの謎の爺の電話の後に家族全員からLINE が来まくった
最初は音がうるさくてしょうがない
マナーモードにして一件落着と思ったら通知の度にスマホがつくから眩しくて寝られやしない
最終手段で電源を切ってなんとか寝れた
じゃあなぜ寝坊したのか。それは...
電源を切ったせいで目覚ましが鳴らなかったのだ
まぁ遅刻といってもちょうどいいぐらいだし
私はいつもとっても早く来てるからクラスで1、2番ぐらいに着いている
「A!」
『あっこーちゃん!おはよ〜』
「そんなのんびりした事言ってられないよ!早く」
『え?』
こーちゃんに手を引かれて走り出した
よく見ると校門の前にはゾロゾロと女子がいた
「行くよ」
そう言うとこーちゃんは女子の塊に突っ込んでいった
『待って』
私も行こうとしたけどさっきより増えて入れない
この人達は何をこんなに待っているのかな?
「キャーーーー」
その前にはものすっごく高そうな車が4台並んで停まっていた
これはさすがに気になって私も見ていると
中からはあの生徒会の人達が出てきた
「ギャーーーー」
すると歓声はもっとおっきくなりとってもうるさい
これじゃ耳が持たないと思って行こうとしたら
後ろの人達が前に行こうとするから前に進めず、それでも行こうとしたら案の定転んでしまった
「君、大丈夫?」
そう言ってその人は手を差し出した
あれ?この展開前もなかったっけ?
『ご遠慮します』
よし、大丈夫
だってこの状況で手を取ったら後ろの視線が痛いってもんじゃない
「おかえり〜」
『おかえり〜じゃないよ。はぁー疲れた』
あの後なんとか人混みをかき分けて教室にたどり着いた
『ひどいよ先に行くなんて』
「ごめんごめん」
__今日は朝会があります。生徒の皆さんは体育館へ集まって下さい__
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作者名:かいにゃー | 作成日時:2018年12月28日 8時