お嬢様を辞退します (ページ5)

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ルンルン気分で家に着くと、どっかで見たことのある人が...

あっ！分かった

あの生徒会の人達だ

金持ちとは聞いていたけどここまでとは

あぁ。イケメンっちゃイケメンだな～

そう思いながらじーっと見ていると、そのうちの1人がチラッとこっちを見た

私はとっさに壁に隠れた

『あっぶな』

バレてないよね...？

「どうした？勝利」

「なんか今、誰かいたような」

「気のせいじゃない」

「みんな～エレベーター来たよー」

「行こうぜ」

「.....うん」

セーフ。バレたらどうなることか

あの人達って何階に住んでいるのかな？

ふと思ってエレベーターのモニターを見ていると

『おぉ。すごっ』

なんと46階、47階、48階、49階だとぉー

まぁ私が1番上なんだけどねっ

それからエレベーターに乗って家に着いた

そういえば今日、荷物が届くらしい

部屋に入ってみると、まぁすごいこと

私の部屋のものがぜーーーんぶ揃ってる

でも全部新品みたいに綺麗

私、こんなに丁寧に使ってたっけ？

〔RRRRR....〕

『誰からだろ？』

『もしもし』

〔もしもし！お嬢様～ご無事ですかー〕

『その声は爺？無事って大袈裟だよ』

〔ご無事で何よりです。そうそうお友__〕

『どうしたの爺⁉』

〔もしもし。お嬢様、どうでしたか？入学式は〕

『その声はメイドさん？ねぇ爺は？』

〔あぁー田中さんなら今ここに....まぁそんな事は置いといて入学式はどう___ちょっと田中さん〕

『....？』

〔お嬢様それでお友達の方はどうですか？〕

『今度は爺？』

〔はい！そうでございます__お嬢様～！__ちょっとこれはもともと私が__そんなの関係ないですよ__だから__も__で__#%△○@$...〕

『あーとりあえず切るよ』

やっぱり爺が壊れたらあの家は終わるな

まぁいいや今日は疲れた～

ん？待てよ

この部屋の下が佐藤勝利って言う人の家なんだよね

じゃあ思いっきり暴れたらどうなるのかな？

やるか...

やめとこ

もう今日は寝よ