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二十三話 ページ25
散々遊んだ二人
いつの間にか東の空に月が浮かんでいた
｢ただいまーっと｣
｢遊んだなぁ｣
｢楽しかった？｣
｢おん｣
二人で笑い合うとベッドに沈み込む
｢なぁ、A｣
｢何？｣
｢俺と付き合ってくれへん？｣
｢え...？｣
｢ダメなん？｣
ビリジャンの双眸に吸い込まれそうになる
月明かりが照らす部屋の中
少女は落ち着いた様子でこう言った
｢よろしくお願いします｣
｢ありがとう｣
｢うわっ！｣
折角起き上がったのに彼に押し倒される
目が合った
｢なぁ...ずっと好きやった｣
｢うん｣
｢ダメ...なん？｣
｢はぁ...飛ばしすぎでしょ｣
｢キスしたやつが今更...｣
｢まぁ、今日しかないもんね｣
少女は少し迷ったもののコクリと頷いた
人魚はパァッと笑顔になる
｢優しくしてよ？｣
｢なんでぇ？｣
｢か弱い少女なんだから｣
｢ふふっ、はいはい｣
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守宮烏(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます^ ^ (2020年6月13日 5時) (
レス) id: 1296702c2e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 良いですね！可愛いです！ (2020年6月12日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：守宮烏 | 作成日時：2020年5月3日 21時
