十四話 ページ16
「ロドリゴが変な奴らに捕まる夢だった...」
「ははっ、なんやそれ」
「ホントだって!」
「でも、守ってくれるんやろ?」
人魚は少女の横髪を指に巻きつけては離すを繰り返す
「七星剣振るお前見とると安心した」
「なんで...?」
「一心同体...って言うんかな」
「ふふ、何それ」
声を押し殺して笑う少女
安心したのか人魚は泉に戻ろうとする
「っ...ロドリゴ、待って」
「ん?」
「頭、撫でて欲しい」
「やけに甘えたさんやな、ええよ」
心地よいリズムで少女の頭を撫でる
そして鼻歌を歌い始めた
少女の前髪にそっとキスを落とすと擦り寄ってくる
「明日に響くからはよ寝え」
「うん」
「ええ子、ん」
人魚は最後に少女の唇にキスを落とし
泉に消えていった
「っっっ!?」
残されたのは赤面する少女だけ...
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このポルさん恐ろしいですね
少女のファーストだけでなくセカンドも奪いました
人魚ポルさん...やばいな...(語彙力)
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守宮烏(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます^ ^ (2020年6月13日 5時) (レス) id: 1296702c2e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - 良いですね!可愛いです! (2020年6月12日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:守宮烏 | 作成日時:2020年5月3日 21時