今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:12,740 hit
小|中|大
空にできた雲の川 ページ8
「ん...川、みたい」
「川?何処が?」
ギリシャと一緒に高いところで昼寝していると突然彼がそう呟いた
見る雲が左右にパックリと分かれ、川のようになっていた
「エリダヌス...」
「あー、あのめっちゃでかい星座か」
「うん」
どっかの息子が炎の馬車乗るのミスって落ちた川の名前だっけ
何やってんだか...まぁ、あくまでも神話だけどね
「日本には...川に関係する話ある...?」
「七夕かな、彦星と織姫が年に1度会えるやつ」
「俺達も...同じ...年に1回」
ぐぐぐっと背伸びをしながら私はこう呟いた
「今日も神話の話したいな〜」
「...喜んで」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:守宮烏 | 作成日時:2019年11月15日 21時